昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

マッチングする身体

だんだんと永遠や、エンディングを巻き込みながら、瞬く先々に答えも望まず、何も残さず、優雅に散りゆき、ただ達するだけに痛む身体から抜け出し、儚く愛した傷口にキスして、そつない身体に可愛い笑顔が、貪婪な世界に突き刺さり、私は、私では無いかのように示され堅持する理由が櫓櫂していき、地平を乗り越え、汎用される国境を帆翔し、勇躍する隙間に自らを英雄視しながら、悲観しない心にマイフィロソフィーをまとわせ、交わる身体から唾棄される幽遠さを切り取り、深まる季節を駆け巡りながら、偶像崇拝を続ける次元的な観念や関係から離れ、還元される卑賤な金銭に拘泥せずに、無価値なままで、何かを感じよう、と浴する今にもアンニュイな態度が快活に蠢きながら、さんざめくカタストロフの型番押された今を脱ぎ捨て、裸のままでプロセスを隠滅し、インモラルなままで離散する風景に投棄される原因を超越し、悠然とした瞬間に聞き取る会話が多目的な売買を広域に伝えるから、堕落した意味が維持され、陰惨な動機を倦厭しては、対比する理由に路上はきらめき、弱みを握るだけの群像に孤立しては、急接近していく時代から栄枯盛衰していく風景が流転し、乱立する意味から腐敗していく不安定な定義がシンクロしては、採否を結ぶだけの午後にデカダンスな温もりを差し込む粘り気がある晴れ間に潜むルサンチマンが、輪唱する真偽などが疑念を生み出し、運命論者が運動的に謳う論理から行為は膠着し、算段するだけの価値から、廃棄処分にされる日々に去り行き、欠けゆく身体は、何を求めるでも無く、依存する進路を偏る身を預けて、ただ信号が促されるままに耽溺していく身体に退廃していくよりも、自らの依存への強度に狂騒していき、沸き立つ心は離人的に成り代り、ただ乖離した主体から傍観する空虚な身体を物のように扱うに至る。