昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

空間を超える閃き

権力的な抑止力が物事を退廃に移行させ、あらゆる抑圧は、反発を生み、背反や背徳で蝕まれる世界に継続する痛みが権利を謳い、人間という名ばかりの物を蝕み、名前を用い、何かを虐げ批判するだけに至る問題は、大義を失い、ただ退廃に至らせるだけに世間を作り上げる権力とは、依然として杜撰なものであるし、用い攻め入るだけに邪魔なものを排除するためだけに使われ、弔う事を知らず、従えるだけに募らせる力と力が交錯する原理に反していく事が、権力自体を強固なものに仕立て上げ、さらなる独裁を生み出すだけに集う意識は、集団意識を生み出し、協調性を共同的なものに仕立て上げ、用いる権利に理解を深めるべきだ、と抑圧し続け、虐げられる生活の不安や苦しみを生み出す限りに、権力も強固なものに変わり、隔てる生活との差異や、分裂的な可能性は、ただのひとつの誤りで、よりどころを失い、不安をあおり、ただ検知していく可能性を隔てるだけに遮断される思考から、抵抗力を奪い、不可抗力だ、と集わせる世界から、社会と経済を生み出し、ただ心象に阻まれる出来事に全くの偽善を生み出し、対象を用い、善良な市民たる何かは、普遍的な何かに囲われずに、ただその普遍性を壊されぬように恐怖に怯えるような社会を社会と呼び始め、資本に荷担し、愛を奪われ、何も信じられぬ辺りに膠着するだけの神を生み出し、その場で信仰の強度を高める頃には、意志は弱くなり、ただ従い隷属し、ただ不安を忙しさでかき消す辺りから、生きる事とはどうでも良くなり、ただ恒常的なものに荷担するだけの生命の軋轢と歯車の境目で偶像を生み出し、偶然による僥倖だけを求め、射幸心をあおるだけに至らせる価値から、カタストロフが迫り、道徳を謳い上げ、ただひたすら刃向かわぬように仕立て上げる法理から、受動的な罪は、罰をほしがりボタンを押し、自らに罪の意識を着せる頃には、着服する痛みによるマゾヒズムから、乖離していく快楽から受動的な罪のからくりから、繰り返し補う快楽への反復に至り、偏執した意識から、屈折した趣味趣向を否定するだけの世界を社会と呼び、時間に囲われる次元から怜悧な定理を結ぶだけの空間から排除される物事を敵視し、または嫉視し、端的な価値に補われるだけの価値を価値と呼び、家畜化する人民から、受動的な敵意を生み出すルサンチマンを偽造し、敢行する意志をあおるだけの終末論から、ペシミストを大量に生み出し、踏み台にされ、流布する悲しみに徒労を重ね、統合されるべく正常者を装おうだけのペルソナが嘔吐する激情の住処や、無関心な街並みに感性も捨て去られ、惑溺する過程に真理は空疎な理由に舞台を移し、鬱積する過去から、可能性はひしゃげ、手をさしのべるべき愛すらも、廃れたこころに惰性な視点を生み、ただ渇するだけに引用される現在に些細な言葉すらも求め廃れるだけの諸々に破棄され、ただれた今に誰かしらの森羅万象がコードに乗っかり、ただ買い取られるだけに自分を結び、その強固な結び目をほどけずに、施される苦しみに謳歌するだけの屈折した価値から、加工される品位が道徳を謳うだけの事柄が乱立し、ただひたすら反するだけに固執するような輩が跋扈する限りに現代などは負債に変わり、副作用をまき散らし、治すべき病すら、不治の病に変わり、複製されるだけの真実が、あたかも正しい事のように示される事に流されるだけの者が扇動する意識から、俯瞰を失い、空間を見定め、そこで確かな位置をつかむだけの便宜的な人間などを、人間と呼ぶ事を超えろ、と言う事にも耳も貸さず、ただ重ねる事務的な要素に義務感が迫り、装う真実から、施される偽善に気がつかずに、ただ既存の価値や、既存の政党に荷担したから誤りを生み、改革に至らぬから、今の苦しみを超えられずに、今に与えられる苦しみに蝕まれるだけに至り、信じるべき自分も見出せずに、誰を信じ、何を信じるのか?と促すとんまな私こそを乗り越え、私とは、私で無くなり、同調や、同一化すら求めぬ間から、私は抜け出て、私では無くなるまでに閑散としていく時代的な何かから、抜け出て、ただ超克と超越を目指し、書き続ける事に意志に翅は与えられ、抑制されずに背反し、反するとは、正しさに距離を置き、悪態をつきながらも、正しさを示唆するだけの獣にならず、ならず者のままではあるが、正しさを押しつけるような虚偽を放たず、ただひたすら屈さぬように示す間にアイロニーも哀婉に消え去り、安心安全の幻想を生み出さぬように、共同とは、境地に達するまでの協調にあらず、互いを弔い葬る矢先に屠るような痛みを超え出た辺りから、なんぴとたりともを近づけず、ただひたすら描く境地に生み出される創造性により、屈さぬに描く境地に距離も隔てる時間も無く、元々の原理に貪婪な価値を見出さずに、ただあらがうだけに、この命は尽きるのだ、と平気で悠然と嗤う事にあるの、だ。