昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

悔恨の音がひたひた迫る。
うばわれるここも、
かしこに消え去るだけに、
緩衝し、悩みも持たずに
あなぐらに帰り、
アンダーグラウンドな夢の中で、
寂寞に生み出される
観念を形成させるだけの
世界たる枠組みを打ち砕く言葉を覚えた。