昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

名前

悠然と翼を広げ、
飛び交う宇宙から超越し、
シンクロする経路から、結ばれ
乖離していくシステムから、放て
収斂していく面影から、放たれ
重なる存在に理想すらも無く、
ただ乾き空っぽな身体を
ラッピングして、
乱雑な意志で世界を超越し、
静かに沈む筋書きに転じる由縁に、
ただ永遠はそこかしこに、
即座に繁栄し、ただ永遠と名付けるだけに、
時間の重みを感じるだけに満たない、と告げる。