昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

成因

一切はどこに帰するのか、と
着せられたものを脱ぎ捨て、
ただ短絡的な物事を着込んだだけの
答えを蹴散らし、
ぬぐい去る間柄に、
応じる兼ね合いも、
なれ合いに過ぎず、
皆なあなあなままだな、と
あてがわれるだけの意味の愛玩動物として
おざなりな現在に手なずけられるだけの
君を解放すべく立ち上がる事だけが、
唯一無二の正義みたいだ、と
悦に浸るようなら、
そんな正義は捨て去るべき、だ。