昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

軽い身体

整然としていく途端に、
凜然たる号令を促す冬に
不要とされるものばかりが、
ハーモニーをうながし、
加算される原因に固執していくだけの
影を生み出すだけに、
過激な思想ばかりが、
物事をはやしたて、
やせ細るだけの価値を
縫合しよう、と
用途をうながし、
漠然と爆砕される身体たちが、
何が正しいの?と悲しみに暮れるから、
砕けた真実に信じるべき真理も無いから、
なじる事も無く、
その離れ離れになる身体と共に
笑うのだよ、と教える。