昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

ハードコアな感触

晴れ渡る理由に澄み渡るビートニクを溌剌と放つ認識から、愛は深まる限りに、互いを恨み出す。どこにいても不自由で、不満ばかりを投げかけるのが、この狭い国でのはなしであり、猥雑な思いが飛び交い、機械的な価値が、汚い金をすなどるの、だとかコミュニストぶった言葉より、仏陀みたいに絶え間無く優雅に、老子みたいに悠長に悠久と休む。フューチャーに詰まる憂鬱を見つけずに、不安視するだけの恐怖を敷衍させるよりも、ただ自由に己を広げる。つんざく冬が初心な背中を押す。迫る鬱をクラッシュして巻いて吸うハードコアな輩が芝居を続ける健気な動機が、メルヘンチックに踊り、チクチク突き刺すような夜がきらびやかに瞬き、猥雑な思いのワルツを踊り、感動的な出会いが、こころのドアーをこじ開ける。開け広げた理由が、やがて孤独な心で疎外し、破裂するジレンマが偏る故の思想に拘束され、優越感に浸る時事的なものが支配するキャピタリズムにも、リリカルなものは必要なのだ、と促す詩人や、韻ふむ不眠的にリズミカルな奴らが動機を放つ由縁に傲慢さや、傲岸不遜な理由が、不足していく思いに拘束され、足かせを自らはめ込み、果たす間にも、不安定な夜に吹雪く思いに凍りつく。迎合する理由を即座に旋回させ、悠然と対比する合間に、モノクロに弄る思いが、神を倦怠感に包み、薄っぺらい価値を歌い出す天使も、星の綺麗さに気がつかない。美しいものは、いつ見ても、美しく、私を見つめる目は、何かを見つけ、儚さを形容していく。いつも、いつまでも見ていたいのだ。もう忘れる事が、無いように。もう、妨げるものも、無いのだ、と。


放たれた意思は、依然として純粋なものを捉える。愛するが故に、失う自信が迫る。求めるが故に、離れるものばかりが、今に滾る。美しいほどの優しさにこそ、惚れる。自堕落な天気に支配される片隅に追いやられた価値は、語源を引き出し、生命を弛ませ、有害な亀裂を施す原野で即座に壊乱する原始的な悩みごとが放置する悪趣味なバランスに現代的な摩擦を施し、隷属するだけの収斂から、代償として価値を屠るだけに葬る数多の痛みに細分化していく試みに完成されない悲しみにゆだねる君の意味すらもほとばしる永遠に拘束され、固執するだけに修繕されない思いに深層は乖離し、理解するよりも、理性を持ち、ただ溌剌と張り替えられる今に果敢に挑むだけに印象は羽ばたき、井蛙なものを除き、たちまちに巻き込む永遠が幼稚なファシストを濾過し、後悔をかき消し、軽薄な意味にビートを残しながら、なだめる先々に迫る音階が、こころを高揚させ、行為に基づき、配する間に幼稚な意味を蔓延らせるよりも、その場で寂寞に巻き込まれ、毎日に接続される思いが面影を拡散し、退廃的でモノクロな青春に記号を与え、退行していく意識の果てで、受理するはじまりから、交わる彼方で用いる愛だけが、晴れ晴れとしていく妄想的な症状に孤立し、聖衆を聞く孤独で静謐な夜に不可思議にねじ曲がる信念も、深淵で怪物と闘争し、想念に果てる一瞬にこそ永遠は宿るものであるし、やがて渇望する今に捉える君も、凄艶にとろけ、熱情する果てに求めるだけの軽々しい身体に虐げられるよりも、用いる言葉に邪魔され、ただ与えられるだけに邪推するだけに明け暮れる形に用いられ嵌め込まれる意味にこじれるよりも、相互する意味から、騒然としていく時代的な酔いに締め付けられる軽薄な痛みに蓋然的なものが迫る現用に果てるだけに存在の軽さが示され、使命感をたずさえ、言葉を持たずにあなぐらに隠れる君の群像との対立から、対比されるだけの無名な身体に固執するだけの存在的な重さに瀰漫する形に葬るだけの容易な身体などが、分裂的に迫り、正常さなどを用いるほどに、その場で孤立する悲しみに敷衍する君の不具合に、傀儡と化する悲しみに受理される思いに屠られる苦しみに訓戒を垂れるだけにのさばる思いが判然とせずに指図を繰り返すころに枯渇させるだけに至る精神的な軽薄さに諧謔を用い、贋物の笑顔をデータ化し、加算される原理に有する思いの概観に迫るネガティブを無理矢理に押さえ込むほどに、その場で抑止され倒れ込むだけに至る思いから、応じる答えに生じる君のぬくもりだけが、季節感を称え、ただ名付けられる以前に、この介与する思いに負担に変わるだけの軽薄な身体や、重いこころに迫るニルバーナや、バージンな思いや、老いるだけに乖離した借り物の身体とか、配される間に捕食されるだけの懐疑的な身体に迫る懐疑的なニヒリズムや、幼児退行していく原理的な症候群に行進していくさよならと苦しみの利己的なリフレインから、陰鬱な衝撃をカタストロフに変え、課せる苦しみから、現状維持をもくろむ憂鬱の支配者から、開演していく終わらない映画が、悠遠にとろけ、眠る事こそが、その永遠の縁に触れ、敷衍する眠りから、ぬくもりをたずさえ、そのくるまる永遠から乖離し、理解を含まずに、ただ軸を持たずに、浮遊する眠りの中でのダンスから、耽溺していく夢の彼方で用いる規律が一縷の望を託し、統制される苦しみから解き放たれるまでの奇跡を掲げ、厳正な時に蔓延る確かな愛に這いずり、配備される愛の基礎から、拘束されるだけの苦しみからの解放の鐘を鳴らす我や、猥雑な果てに罵る恒常的に背負う意味からの解除法をうながす愛惜から、寂然たる逃走を続ける孤独こそが、唯一の勝利者であり、そこに創造生を用いる君の孤独にこそ、こしらえられる苦しみを超越し、その場でため込む憂鬱を昇華させるような創造こそが、君を突き上げ、用いられる意味に反し、君が創り出すものだけが、固執しない今に変わる。