昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

縦横無尽

母体に響く真理が窓際で踊る雨音とリンクする。森厳を守る悠遠に肥大する苦悩も、濃厚な場面に行き違う観点から、生じるだけの痛みから離れ、抱える暗鬱に芝居を打つだけに兌換される貨幣価値的な敵意から、底面を嬲る物質的な素っ気なさが散漫な精神にとどろき、固陋していくだけに銀河団に叫ぶ独り言も、乳飲み子の時から有ったアナーキズムや、アナクロニズムを打ち砕くべく、消費される観念との対立を始めた哲学的な狂騒の中で生み出した代書や奇跡などが、途端にファシズムを討ち取り、籠城していくだけの独善的で主我的な意識を淘汰すべく、大抵の戦争に荷担するだけの権威的な演技から、生じる金持ちを恨むだけのルサンチマンの猛攻を退け、嫌悪感を吐き出すだけのリベラリストたちがロックする現状に注がれる面影も、過去に生じる嫉視を今に用い、此処に与える影響が妨げるだけに健気な怒号がなびき、嬲られる思いは、儚い駆動を続けるだけのつたない意識に契合される事柄だけを本質のように受け取り、統制されるだけの義務感が迫り、こころの内部で売買される始まりと終わりや、邂逅を強請るだけに惰性な意識は、逍遙し続け、余り有る日々に、曖昧なマインドが家畜として、指定される義務を餌として、現前に迫るギミックに措置されるだけの改ざんされた軽々しい思惟や、虐げられた身体などが、中空を彷徨い、動揺し続けるだけの惰性な揺籃でひたすら左右に動き続けるだけの主観に迫る整合されない意思が、自身の内外から放たれ、空虚な身体として、毒性を抱えたニヒリズムに抽出されるまやかしな思い出と詐欺的な欺瞞が生み出すたゆみから、貸与する価値に加工される理由に浮遊するだけに空間的な空腹を抱え込んだ餓鬼として現在を彷徨い、貪婪な者だけが、勝利者と呼ばれ、敗者には何も与えずに、あてがわれた理由が輪唱させる神話だけを信じ込み、与えられたものだけに真実が現れ、猥雑な思いが、行いを孤立させ、交互する意識は、現前に跛行し、偏る意識は、今に意味を喪失し、ただれた意識が誰彼かまわず指図されるだけに終える。

お家も持たない君は、節々に現れる世界に分裂的に現れ、形容されるものから放たれ、猜疑心を捨て去り、指定される義務に現れる心音を聞き取り、一気に昇華し、加算される原理や理由に反し、超克し続ける苦悩から、機能し続ける思いなどが、主体を築き、現れるだけの構造物として、築かれるだけの存在になりかわり、さげすむだけに終えるだけの価値の家畜として、その場で這いつくばるだけに終えるような曖昧な毎日に注がれるだけの視線に恐怖し、散漫な意識は、誰かの目線に耐えかねず、ただ圧壊するだけに終える精神的なひずみや、貧寒な現状に固執するだけの永遠性に注がれる懸念から、介在する意識は、意味合いを無くし、ただ緻密な今に瀰漫し、埋もれるだけの苦悩に納期していく可能性から、希望は退廃し、ただ用いられる言動に支配され、気配を無くし、戻るべき家を求めるほどに、孤独にうちひしがれ、専有するだけに孤立していく関係性に悲愁さを漂わせ、固執するだけに終える価値から、荷担していく今に欺瞞を用い、不満足を謳い、陥るだけの闇に加工される義務から、偽善的な意味を吐き出し、履き違える意味から祝われぬ身体は、手当たり次第に回答をむさぼり、過剰な理由に揺動されるだけに情報的に麻痺していく今から提唱される義務から鬱積する私情は、先天的な病を理由に過ちを加速させ、バビロンが謳う無神経な暗闇に吸い込まれ、そぞろと依存していくだけに終える終焉から、愚鈍な意味を不当だ、と促す心身を乖離させ、理解を用い、理由を吐き出すだけに避けられぬ今に逃避しよう、と目指すだけの価値観の家畜として、指定される義務を餌とするだけの餓鬼として、延々と与えられた餌を得たものとして受け入れるだけの家畜として、姿勢を正さず、ただ正しいとされる事柄だけを溺愛し、己の価値のように仕向けるだけの思想に偏り、加工された義務に萎靡沈滞し、よどんだ意識は、貪婪なものを抱え、かじかむ意識は、自覚する以前に欲のままに進行し、みずからの意思すらも食い散らかし、知性も無ければ、用いられる言葉だけに支配される豚として、空疎な餌をむさぼり、織り込まれる観念に関係性を求めるだけの同調するだけの軋轢に固執するだけの精神は、軽薄な理由を帰巣させるだけの心象に構造的な何かを編み込み、曖昧に用いられる事柄に応じるだけの理由に喪失していく希望から、膨張する思念は、みずからの意思の隙間で破裂し、何事にも影響を与えず、その場で朽ち果てる。

頼り無く揺らぐ遙か無知な今に発芽する思いが逍遙し、素知らぬ顔で浮かばれない日々こそが、意味を用いずに、ただ自由すらも謳わずに、何にも操作されずに、誰にも指図されずに、刷新され、十全な意識に漂うだけに誰かの幸せや、不幸すらも関係無く、ただ現れるだけに完全性を謳うだけに成敗を謳い、勝敗を謳うだけの価値観から離れ、ただあるがままとは、緩慢なままに弛み、緩んだままに許す事よりも、事柄が始まる以前に交わり、このままであるなどと考える以前の自然な事や理に存在するままに形すら持たぬ事に何事をも超越する今が生まれる。