昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

解答を持たぬ対話

私は、私自身を信仰するが、私自体に陥らず、すべてを尊重しても尚、尊厳を与えられたものに反すると言い切る、とすっきりするし、自分の空虚さや、虚脱感などは、誰かに与えられたジレンマに過ぎず、私が見るものは、何が見えても、真っ白か、真っ黒である。私の意思すら、誰かに引っ張られ、引っかかれ、傷物になっては、担うべき意味も、永遠性を用いられ、愚鈍な愛などに自らを奪われ、見出すべき愛も、曖昧なままに、今の傀儡として、指定される義務を打ち孕み、印象にとろけるべき愛も、有する価値などに曲がり切り、あらゆる現実を疎外させるだけの表面に化粧をほどこし、交互する意識に擦り寄るものといえば、すがるだけの自己が生み出す短絡的な痛みに媒介する他者を介した利己的な視点であり、そこで頓挫し、座礁した意識が漂流し、永遠回帰的なもので延々とめぐり、リンクする意思にヒステリックなものを投げ込み、あらゆるものを混沌とさせ、重複するものに混濁しては、意識する前に現れる自己を捕まえ、今に意志を生み出す。意識的なものの交換から、奇跡を生み出す。シンクロする思いは、俯瞰に佇む悲観を超え、自らの可能性だけで世界や制度や、正解すらも飛び越えて、聡明に至り、自らに組み込まれ、囲うだけの意味に堕落せずに、些細な原理を飛び越え、応用されるだけの問題を超え出て、純粋無垢に飛び放ち、懐かしむよりも、誰にも手なずけられずに追懐するものに懐疑を与え、弛むだけの苦悩に飲み込まれぬように、ねじ込まれるものに何も奪われぬように導き出す意味を引き出し、確かな意味に変える破壊的な侮辱が迫り、健気に屈従する思いが、屈折した感情を吐き出し、媒介する意思が、擦り寄るだけの利己的なものにコネクトしては、さえずる記憶が垂涎するハーモニーが偏る私情を分断させるほどの判断が、私の世界性を打ち壊し、あらゆる原因に引きずられていただけに満たない自己を乗り越え乖離させ、済世を目指し、魯鈍な者の支配からの脱兎を目論み、フォーマットしていく意思が、季節感などに倒錯し、問い質すだけに代用される答えに批判を下し、空間的なものに廃絶されては、転換される愛が利用されずに、最愛なものに帰り着く私の場合から、倍増する意識は、情趣を携え、自らの趣に願いを託し、情緒に促すべきシンフォニーが、強烈な愛に揺らぎ、簡素な理由に沈みこまずに、自らの筋書きに書き込まれるやましさに跋扈する事実に擦り寄るだけの懐疑的なものから放たれ、アクティブな意志が、生じる運命に力を携え、安易な考えにピリオドを打ち、汎用され、即座に普遍性へと習慣付けられ、用いられ謳われるだけの正しさに、誤りは、その正しい、とされるだけに偏る誤りから、ただのファシストへと成り下がり、支配的に気配を牛耳り、擦り寄る者を利用し、屈従する者だけを認可し、自らの力に下し、あらゆるもので支配するだけに堅持する意味が、君の未来を奪い、私の正しさを今にも押し込め、すがるだけに至るようなものにこそ反し、自らをモニュメントに変えず、交わされる言葉が用いる虚偽に騙されず、自らの意思だけが、私自体を超克し、あらゆる原理が醸し出す懇意や、行為にひしめく偶感に傲岸さが生まれ、物事を荒らす事だけに生きる意味などを見出し、あるいは、生きる意味などを謳い、誰かを騙すように仕向けるだけに、手向ける意味は、君を奪うだけに至り、自らの愚かさに気づきもせずに、傷つく事を恐れ、誰でも言えるような事を、あたかも自分のもののように語る限りに懈怠し、現れる感覚が、健気に打ち出す自らの苦しみに耐え兼ねずに、ただ生み出されるものに飲み込まれ、自らに拘泥する限りに自らとは、喪失して行く。


敢然とした意思は、泰然として、自らの黎明期をたどり、安直で愚直なままに打ち出す事に伸縮していく真実にぶつかる万物に惑溺し、生きる事に混在していく意味だけが君を輝かせ、果たすよりも、今を生きるよりも、意味を覆し、自らに意味を見出し、何かを見下すよりも、身滅ぼし、やがて渇望するだけの依存心を突き放し、はびこる悪意に陥り、何かを素直に受け取られぬ、とか言い放つものこそ、善意を用い、独善的なもので、君を囲い、君を奪うだけに謳われる美辞麗句に気がつくべきであるし、すべては、批判的に乗り越えられ、自己批判を終え、否定的なものを翻し、自らに帰する喜びにだけ至るべきであるし、誰かが打ち出すものなどは、その者の良いように差し向けるだけの甘い言葉を放ち、曖昧なままに理解にすら至らずに、自らの勘違いが生み出す、ちぐはぐな動機が、痴愚や危惧を生み、偶像化する思いが、過去の亡霊を生み、今を苦しめるように差し向けるだけに、刺し違える意味が、今の血しぶきを浴び、自らの返り血で汚された事に怒りを媒介させるように差し向ける者こそを怪しむべきであり、そのような者の姑息な罠に嵌らずに、自らの判断だけが、確かなものを生み出し、自らを形成するだけに満たないものを信心せずに、自らを信じ貫く姿勢だけが、示されるものに反し、確かな自分を形成させ、その形作られた自分すら、瞬時に打ち壊す。