昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

文学的宇宙論

傷つくとは、宇宙の始まりから続く交わりであり、つじつまは合っていなくとも、弔われた痛みは、新たな宇宙を、何度も形成するほどの力を、痛みに与える。普通のことを、普通のものとして受け入れる危うさが、自らを危機に陥れ、自らを、遮る意思は、自らを見失い、自らの痛みに沈み、憂鬱へと進路を明け渡す。愛は、求めてもらうわけではなく、自然と授かるものだ、と促す教条から、論理は膠着し、行き着く先を見失い、ただ、いたずらに消費する愛に食い尽くされる。愛は、用いられる途端に利用され、支配的に至り、相手を、高圧的に抑圧する。与えられた愛とは、ただ与える対象を拘束し、身動きをとれなくする。自分の意思に従うことにより、訪れる不安などが、概念を、支配的に牛耳る普遍性や、制度や規律などが、自らを抑圧し、自ら与える不安により、自らの動きを封じる。あらゆる抑圧から逃れるために、もがく者こそが、勇敢な者だと言える。交わる季節は、文学的な要素をたどり、批判的な労働へと抗して、あらゆる反抗が、艶かしく入り混じり、混同する意識は、形式美をたどり、とたんに崩れ落ちる精神が、軽薄な余韻を伝い、無神経な思いを伝い、犠牲的な真理を授け、裁かれる原理や、ぼんくらな日常や、盛んに危険を扇動する道中から、はなればなれになる意識的な軽薄さに迫害され、さりゆく帰路や、永遠性の隙間に破壊され、はばたく思いは、体系を持たず、真実を結び、時代性から超越し、延々と時代を超越しては、さめざめとした思いが、真面目であることが、さらなる悪意を超過させ、行き過ぎた思いを引き出し、省かれる原理に調達される思いが、過激な思想に行き着き、交わる信仰とは、永遠に結ばれぬ自己から乖離し、権利をうたうばかりで、バルガーなものへと落ち込む。貧困化した精神は、何もかもを乾かす。ただ、枯渇する所以に結ばれる定理に基づく答えを引きずり、陰鬱な過去や、ダウナーな現在や、狡猾な論理を超克し、行為に基づき、傷つき開いた傷口を縫い付け、あらゆる痛みを飛び越える。悲観する生命は、色を失い、色の無い世界を彷徨う。模範的なものなどは、正しさを吐き出すだけで、自らの過ちに気づかずに、ただ気後れしていく先々へと結ばれる思いが、痒みに変わり、常備する思いが外側へと弾け、自らの思いに帰結する。並行する先々に募る想いが、年輪を重ね、かさばる思いが、他者を見下し、くたびれた思いが劣化し、はばたく論理が、空間の根を切り離す。はばたく動機は、やがて誰にも捕まえられずに、憂鬱を遮り、感染する動機が、窮乏しては、様々な痛みに介し、争う論理が、やがて自らに上陸し、あらゆる攻撃を跳ね除ける。祈る手を貼り付ける接着剤を用い、接着面に有する螺旋階段を登り、果てない浄土へと変換され、発想するものを、輸出入し、才覚を持ち、有する過程が、天秤にかけられ、思いを逆算し、苛む思いを超越し、延々と正義を紡ぎ、季節を飛び越え演繹し続ける。有痛を抱える前衛的な星の論理に帰着する思いが、現前に長け、とろける思いが、レジスタンスに変わり、衰亡する世界に漂着し、評議を重ね、むしばむエゴや、観点に突き刺さる微笑みや、補完されるだけの原始的な敵愾心や、森羅万象にうごめく、成れの果てや、由緒正しいものほど、歪んだ思想を持ち、間違いを改めずに、自らの罪に恒久的な苦しみを授ける欺瞞や、不満足を買い取り、懐疑的な日常に敵対視されるだけの資本家などを、蔑むような、差別的な櫓櫂から、逡巡する思いが、回路を狂わせ、崩壊する原理や、奪い合う観点や、形骸化する論理が、気圧を超えて、たずさえる論理が拍動し、投棄されるおもいが、エモーショナルに輝き、果たす動機が、延々とせり上がり、制する意味を演繹し、演技を繰り返し、鞍替えする間に浪費される観念が、清潔感を失い、自らの喪失感に下される動機が、連綿たる思いを後続させ、最たる意味をつなげる始まりから、終わりまで保存される清潔感だけが、初期宇宙に帰路をつなげ、つたない思いが基礎を生み、運動的な思いに適任するものが乖離し、怪訝な思いが、正義を超えて、物事の厚みに隔てられずに、自らの歯車を狂わせずに、くたびれた論理に軋む。統合された宇宙の基礎が、まっすぐな思いを、狂騒へとつなげ、追憶に潜む、母体からの記憶をすなどり、毎日に垂涎するだけの、退廃的な愛を超えて、隔てるものが無い、自らに帰り着く。