昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

エクソダス


 世界を救うものとは、何であろうか?信仰が欲深く変わり、捏造される真理にもとづくエゴが、行為にひざまずき、気付けば、誰もが従うことだけに快楽をみちびき、自らを傀儡として定めるだけに、見つけ出す意味も、今に降り積もる闇に変わり、肉迫するものや、羽交い締めにされ、いずれかは、迫害されるだけに至らせるような狭い価値が及ぼす識見が見出す意味も、今に擁護されるほどに、順序を用いられ、閉鎖的な意味は、保守的な理想と共に、今に煮崩れし、意味の道を塞ぎ、位置的なものに肯定されるほどに、自らは歪んで行き、用いられる理想も、帰巣する場所を失い、弱い者や、優しい者は生きていけないように仕組まれる先に生み出される弊害や、迎合されるほどに、魯鈍な価値を巻き込み、硬質な思いに至らずに、隔てられる先に惰性なものをまとい、陥穽にはまり、憚る意思は、罪の意識を募らせ、残った後に引きずる影が、神を失い、今に平衡するものを損ない、破壊的に至り、周囲を滅ぼし、憎しみを増加させるほどに魯鈍な価値を用い、退廃していくだけに憤る精神が流浪し、正解も持たずに、観念論的に頓挫し、想像するほどに、現実からは抜け出せずに、今という狭間で、空間的な軋轢や、時間に追いかけられ、介する間にも、傲慢なものを用い、物事にふさぎ込むだけに低劣なものを発信し、真理を奪われ、更迭される意識は、公的なものを用い、先々で対立を生み出し、今に深まる傷跡に嵌まり込み、閉鎖的な観念から、形骸化する意思がニヒリズムに陥り、横溢する言葉に濫觴するものを疎外し、咎める辺りから、本質などは損なわれ、用いられる苦しみにより、動作は損なわれ、圧壊していく意識は、介する間に相対し、損なわれる意思をヒロイズムにまで昇華させ、抵抗し続ける先に、革命的な意思を生み出し、今に阻まれ、意思を疎外させられ、自分の意思を損なうだけに至らせるような正義や神を用いる以前に、悪とは、作られたギミックであるし、何かを守るためだけに、弱者が用いた理想であり、理論をねじ曲げ、悪を生み出す限りに、正義とは、歪んだ価値を生み出し、引き出す意味は、今に世界を崩壊させるだけのカタストロフを生みだし、捻転する意識は、制限を用いられ、原則に縛られ、規律に歪んだ成熟を謳い、用いられる原理に緩衝するほどに、浪費し続ける観念に還元されるエゴが末端になびき、内心で破裂するジレンマや、ねじ曲げられた意味をよじ登る試練を掲げる意味との交通を続けるほどに、魯鈍なものに陥り、成熟しない精神は、正義を用いるほどに悪に偏り、同じような理想は、同じような理想を追求するほどに、抱え込んだ正義を利用し、謳われる悪よりも、悪い行為に至り、それを正当化するためだけに正義とは現れ、今に陰鬱な衝動を用いられ、印象に溶ける疑問は、意味を捏造し、今に欠落する疑問や、偶感にひしめく感傷から、対比されるだけのあいまいな理想へと放浪し、放蕩の限りを尽くし、浪費し続ける先に行き着く快楽との別離や、侮蔑され続ける限りに陰る本質は、似通った観念に消費されるだけの快楽と信仰をつなげ、儀式的に昇華される痛みは、いずれかは快楽を求めるだけの荒廃したものに至らせるような拘引へと変わり、関わるほどに、乖離していく意思は、懐疑的な日常に住まいを求め、苛む意識は、奴隷化し、仮死化する意識は、ゾンビへと変わり、考えることをやめて、本能のままにむさぼるだけに至り、受け取る価値の意味や、意思を捨て去り、最たる意味に復古すべきものすら捨て去り、過去にすがることもやめ、世界を捨て去り、ただ本能的に能動する獣をくらうだけの、ただ動く者として生かされているという強迫的なものすら無くなり、ただ歪んだ理想を用いた結果が、カタストロフに至らせ、誠実さを用いるほどに、制御不能になり、制限を用いられるほどに、逸脱する精神は、何かを恨むことでしか、自らを認識できずに、今に虐げられ、背く意識は、配備される間に露骨な支配の手入れを加えられ、定義を求めずに、己をゾンビ化させた罪を、誰かになすり付けるだけに締結していき、凝固する意識は、今に浸るほどに、破壊的な悲観に陥り、終末論を用いては、誰かの罪を自らにかぶせ、快楽的に及ぼすペシミズムの餌として、自らの肉体を破棄し、有する価値や、形に奉納されるだけの儀式的なサクリファイスとして、一切の拷問を受け入れ、交合する先に系列を生み出し、隊列に並び、戦争へと移行していく純粋な価値や、カタトニーが悲惨な現状から逃げだすために、自分を硬直させ、膠着し続ける先にあらがう意思も、本質を損ない、今にねじ曲がる意思や、借り物の意思でごまかし、堅持するものを演じるだけに至るような脅威から抜け出し、あらゆる悲劇からの逃避行を続ける。