昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-01-07から1日間の記事一覧

強靭な意志

惰性な判断から、世界とは抑圧され、自らが、壊れるように差し向け、無垢なものを失い、理を利用し、純粋さで持って破壊するだけに至るような衝動性を孕み、清潔感を失い、徒労を重ね、憎しみを増幅させ、幸福を謳い、位置的な痛みを克服できずに、今に屈折…

依然として未熟なもの

依然として行方不明な君の悲鳴や、吐瀉物や、悲観するほどに擦り寄り塞ぎ込む現在に間隔を与え、入る隙間すら無くなるほどの考えに陥る。先々にあふれる暗鬱なものが、慟哭へと誘い、今に迫る疑問や、欺瞞を生み出し、不満足へと至らせるような倒錯から、自…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 有する形に用いられる宇宙から交わる初期症状や、衝動的な者ほど、魯鈍なものであるし、やがて滑落するだけに至るような退廃的な者どもの交通から、季語を破壊し、受理される能動的な呼応から、恒常的に不当なものや、不穏なふん…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 有する価値に強請られ、独善的に振る舞うほどに、孤独感は増し、苛まれる記憶や、枢要な意味を失い、そこかしこに利己的に示すような合間におとずれる差異や、淫靡な結末に用いられ、悶える意識に散漫な考えが、感触を失わせ、そ…

厳寒に還元されるもの

悲しみが見つける先に詰まるものが、思いをせき止め、今に利用されるだけの価値を促し、観点を疎外させ、帰路を失わせ、記録の中で蝕まれる物として、定義に結ばれ、群像にほどこされるものへとがんじがらめになり、理由を損ない、孤独に苛むだけに、異物感…

失うもの

脱ぎ捨てた体の ようすをながめる。 まとわりつく意識は、 視界から消え去るだけの 過去の映像を あたかもあったことの ように認識するほどに、 その場面とは、 今をむしばみ、 そなわる意味に屠られ、 物事の純粋さを見失う。