昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

清潔感も無い憎しみを充填するだけの街だ、と君は悲嘆に暮れるが、その空疎な悩みごとに鬱積する問題などは、自らが作り出したことに過ぎず、そこで恨みを掲げ、環境に責任を押しつけるころには、自分などは、石ころだ、と卑下し、自らを飛び越えることを知らずに、ことごとくにしらを切り、自らを喪失し、すべてを恨むことだけに専念する、まる