昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

幽艶

彼女たちの憂鬱を食し、
散漫な意識が
買い取る未来では、
勝ち誇るだけの人間の
デカダンな競技が行われ、
淡彩を仰ぐ私は、
協業する思惟から、
差異の合間に現れる悲観する
割合を散財しながら、
惨憺たる世界を愛しはじめる。