昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-03-11から1日間の記事一覧

純粋

誰かのことを自分のことのように思って怒るなんて、なんと空疎で、満ち足りない、と思いながら日々を過ごすことだけが、正しい、と思う連中の支配を受け、いい気になるなんて、馬鹿げている。だが、健気であるとは、こういう馬鹿げたことを棚に上げて、自ら…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 まざりあう瞬間にとけあい、リアリズムも失われ、続く限りとは、ここで続くように思う限りに続くものでしかない、まる

対価を捨てた後にひろがる不屈の精神

神は誰でもなく、どこにでも居るのだ、と語るアニミズムから放たれ、時間を捨てた旅路にでかけ、気だるい山脈を越え、塩嶺な鴇色にひずむ景色も、油然と離れ合う思いのかすむ余韻から、インタラクティブに高次にいたり、いぶかるだけの悟りが裂けて、前衛的…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あなたが誰かは知らないが、またまさぐり重なる思いが超脱し、そこに残るものもなく、よりそうものとは自らを含んだすべてである、まる

乖離すべき夜

誰にもとどかない声を 空に反響させ、 なでる思いは、 誰かしらの知らない情景や、 かかずらうために厭うためだけに、 何かを模倣し、 いつかの愛の魔法も解けて、 孤独に咲かせる悪。