昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

悲劇たち

緩衝する互いの
空疎なこころに
なぶられるだけの
悲劇的な加工から、
邂逅するよろこびや、
疲憊する身体をすりよせ、
寒さを飛び越え、
幼稚な策略に嵌まり、
がんじがらめになった
現在に消費される
愛に虐げられながら、
従えるものもなければ、
今にバラバラになる
よろこびだけを演じる。