昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

簡単な身体


衝動的な所以にひろがる
孤独な憧憬、
敬譲されるものを捨て、
論理的な疎外感により、
快活な動機を失い、
束縛されるだけの連綿たる身体が
つぎはぎのままに
ただつながることだけを目的に
簡単に処理される空疎な身体に
磔されるための臓物から、
均等な位置をも廃棄し、
ただ処理されるための空疎な自分を
食い散らかすだけのシーンが断続し、
関連する意味合いから、
不潔なジレンマや、
時代性の慈愛になぶられ、
緩衝できずに、
ただ妄想的にぶつかり、
感触すらも確かめられずに、
ただ書き換えられるための瞬間を傍観し、
感応する瞬間とは、
ただ過ぎ去るためだけに
現れるだけのためらいであり、
そこをまさぐるほどに
偶像とは増加し、
偶然に消費されるための瞬間に殴打されては、
専横される時折に織り込まれるよろこびや、
揺動されるだけの主観に覆われ、
往往として現れるだけのためらいや、
対比されるほどに虐げられ、
ただ感傷的になぶられ、
裏切られるだけの絶対性から
逃げることもできずに、
ことごとくに応じるための機能として、
記号的によぎる主題をかじり、
滑落していくだけの支配を受け入れる。