昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

空腹や空白を埋めるための行列や渋滞が続き、そこでそこなわれる時間に追われながら、恒久的な苦しみを求めるだけの者が示す故郷へと行き着くために、行き違う意思は、短絡的なものを崇め、等差を求め、自らを測ることで、悦に浸るだけの計測などのいっさいは無意味である、と宣言し、この夜にかわす契りなども不必要であり、ただ、そこで切り離されるままである、まる