2017-09-04 夜の模造品ども 記念日すらも死に絶えた夜だ。 怠惰な面影に潜む 桃色なものも、 物陰に隠れ、 何か物に変えられ、 形有るものへと収まり、 それだけが、確かなもののように 語られることで始まりも潰える。