昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

適当に歩き出す

砕けた夜と会話し、惰性に交換される思いが囁く、褐色の良い面影などに、まつわる儀式的な物陰などに潜む夏に拘束され、刺し違える意味から、乾いた夜に蒸れる空疎な間隔に卑屈さが敷衍し、延々と吸い込まれる思いは動揺し、有する価値などに引きずられながら、卑近なものを長らく絡ませ、何かに支配され、気配を攪拌させ、一律の苦しみが継続され、軽薄に伝達する意識的な過ちから、満ちていく思いが演奏を続け、終末論なんかを引き裂いて、見違える君は、偽装するための真実にたまる憂鬱などを拡散しながら、しなびた形式に、自らの軽薄さを格納し、能動的に至らずに、労われることだけを目的に答える言葉が、空間を偽装し、犠牲的な精神は、生産的であり、採算を求めるためだけに、制約を作り、正解などないはずなのに、ただ追い求める思いは、応募で、幼稚な企みを孕み、迫害される。理解を深めるためには、ためらわずに没落する覚悟が必要であり、増えていく不安と、一生涯集う意識に積み上げられ、犠牲にされるだけの、いびつな日々を愛するよりも、早く突き抜け、何事にも囚われずに、退廃的な呪詛を続けるだけの、堕落した連中がたらい回しにする思いなどに吸い上げられ、干渉するほどに、すがるだけの連中が継続するものが、気配に充填される悩ましい思いを混ぜ合わせながら、関わるほどに、その関わり合いを煩わしく思い、施される苦しみを解消できずに、デリカシーもなく迫るものに支配され、芝居じみた日々でいじけるための時系列なんかを飛び出し、どこにも行き着かずに、弾けるのだ。世界はいつも綺麗ですと、歌う君の行方に根が絡まり、ノスタルジックにふやけるテクノなんかでパレードし、感性に差がなくなり、満ち足りていく地球自身の心が羅列し、高尚をうたい、短絡的な地位を動機にして、粛清を続ける大人たちが浪費してきた世界などが快楽にあふれているのではなく、快楽などは、どこにでもあるものであり、やましいものではなく、過ちすらもない。