昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

本質を捨てた途端に、世界とは限りなく不透明なものだと気付き、そこに現れるものなどは、どれも得たようで、すべては情報にしかすぎず、そこでの償いなどを求めるような亡者ばかりが存在の不確かさを確かなものに変えようと、すべてを巻き込み、世界を確かなものに変えようとすればするほどに、存在の曖昧さと、世界の愚かさの枷を嵌め、すべてを憎悪するだけに至る、まる