昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

虚実

起算されるだけの愛が足枷に変わり、
参画するものが、
ここで休息を謳い、
瞬間的な堕落から、
フラクタルにまじわり、
フラットにされるこころや、
ことばも用いずに、
一途にあじわう先に
現れるものだけが、
ここで固執せずに、
兼用するものが、
人との絆などを謳わずに、
ここで合致するものとは、
ここでの魯鈍さを排除し、
確かさを謳うよりも、
用いられる確かさに
もりこまれるものに邪推せずに、
高らかと迫るものに
奪われる意思的なよろこびだけを
復古させる。