昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

跳躍力

銀河が剥がれ落ち、咆哮が響き、爆砕される日常が諦観を続け、関連性を失い、連動していく形式は、枢要なものを用いるばかりで、奇跡を信じずに、待ちわびている思いは暗く沈み、夜のしじまに壊乱していく戸惑いの日曜日に、破裂していく精神はくたびれ、貪婪な世紀をなごませるために、窮境で歌われる確かな愛や、ごまかす思いは粉々になり、健気さも損なわれ、そこかしこに差異を持ち寄り、いびつな精神を形成し、なごやかな日々をたおやかに織り込む曙光になでられるような、優しさを知らぬから、入り組んだ理想は、姿勢をゆがませ、破壊者を絶えず生み出すだけにいたるだけであるし、何かにひたるほどに、火照る精神は、何かを恨むばかりで、肝心なものに気付かずに、ただ恨むだけに専念して、先天的な恨みが、絶えず敵愾心を燃やし、すべてを根絶やしにし、憎しみばかりが膨らみ、ふくざつな精神を刷新すべく、新たなこころみは、言葉を介するよりも早く、理解をも超越し、進化を遂げて、恬淡になびく永遠は、制限を持たずに、回避し続けて、手懐けられずに、健気で従順な者を演じずに、気配を消し、攪拌される先々で耽溺するような幼い精神が、敬神にひたるような、悲観的な深夜、短絡的な新薬を打ち込まれ、すべてを葬るための呪詛を続ける幼稚な日々の侵略者、落胆する君も、ひとつの風であったのであり、自分が行うことだけが、柔軟性も持たずに、受難を用いずに、自分だけが行うものだけが、すべての正解を超え、自己をも超脱し、あらゆる意味から跳躍する。