昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

加算

どうでもいい世界での、どうにでもなる会話、果たすべき意味すら持たず、考えは打算的で、損得だけで計る傀儡たちの道楽、あるいは解体される身体を傍観する家畜としての自己を傍観する他者の目を介した自分との乖離による軋轢、さまざまな思惑にからまるこのようなニヒリズムの虜になり、何かを塗り替えるために破壊するのは建前で、自らとの懸隔を縮めるために、与えられた世界を葬り、今を屠るのかと、あるいは自らを乗り越えられずに、誰かの意見を借りて、自らの意思のように発散することなどは快楽的であり、自らの意思を持っているかのように表現する傀儡でしかなく、与えられた価値の奴隷として、与えられたものを模倣し、法に囲われ良い気になっているようでは、なんの正しさも見出せぬのであり、その場で寝返り、自らに懺悔し、悔しさに踏みにじられる暇すらもないから、すらすらとうそぶき、のらりくらりとかわしながら、偏るだけの理想は、ながて意思を捻じ曲げ、自らが求めていた理由に利用され、自らを操作するために正当化されるものは、正しさを風潮し、偽善的な正義から、成否は歪み、セオリーを用い、今を卑猥なものに変え、低俗なものを崇め、あたかも自分こそが正しいと這い回る先に現れる正しさすらも乗り越え、書き換えるのだ。