昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

修正される夜


 空が泣いていると希望も薄れていくのだと君はあたかも、自分の世界のように捕食を続け、悔悟をため込んだ箱である自我が賛嘆を続ける生命的な汚穢と敵愾心の中で、終わりを裁くだけの断罪から、断裂していく意識の狭間で、破壊的なデリカシーを謳うだけの正義などが、静謐をも破壊し続ける先々で、破綻していく精神との狭間で蝉蛻を繰り返す跡形もなくなるだけの端末を集める君の卑近な感性から、連立していくものが補填することを受理するだけの大陸としての幼稚な精神が求めるモラルなどは、どれもでたらめなものであるし、求める正義とは、正義に至らずに、何も足らないままに用いられる正義などは、正否を求めるほどに、自らを悲観的なモンスターへと変化させるだけだし、堕落しても尚、求めるものなどは、とめどない欲に恫喝され、何かと同化することだけが、自らの正当性を用い、何かを裁くことだけに重きを置く君は、赴きすらもなく、ただ批判することが正義だと勘違いしていることを諭しても尚、気付かぬ愚かさに、音も無く崩れ、そこでくじけるだけの精神は、貧寒なものをかかえ、悲観するだけに至るような世界で取るに足らないものを折り込みながら、応じる過程などは、何かを垂涎する者ばかりを増加させ諦観していく。叙述されるものを燃やし、朦朧としていく精神が卑屈になればなるほどに明かされていく真実に与えられていく被害者意識や、悲観的なプロセスに敷衍していく終わりと欠乏の過ちを正すことをしないで、何かを正すことだけが、正義のように騙るような正義を崇める街並みは、道化として生きることだけに専念し、みんなが一斉に終わることが世界だと勘違いしているような快楽主義的な革命の音頭が鳴り響く街並みから、あなたが買うことを待ちわびている云々と語る宣伝やらがひしめく情報の女王どもが破壊的なアナグラムをうながすような場面に旋回する孤独な意思は、自らが選らぶことを諦め、何かに決めてもらうことだけが、ここでのしあわせを約束する的な幻想や、ひしめく意味に貧する精神は、瀕死なままに引きずる身体のままならぬものを加算させるだけの堕落した主体性が惰性で引き伸ばしている生命や、躍動するほどに補正される先々で回収されるだけの空疎な身体を互換するために愛し合うようなフリをする卑近なゲームの中で、加算される原理に引き裂かれるだけの多目的な身体で反響する音と音の間で擦れていく精神は、正否を求めるほどにとめどなくあふれる苦しみの道化として、あらゆる意味の傀儡として、からっぽの精神に埋め込まれた正しさを学習するほどに逆襲に燃えるらしく、自らのルサンチマンが持ち寄る敵愾心により、すべてに敵対し、画期的な暴力性により、自らの空しさを解消するための饐えた思想の中で、自らが腐敗していくことを感じられずに、肝心な敵を見失い、外へと向けられる怒りは、自らを憎悪するが所以に魯鈍に育てられた惰性な怒りは、他者を破壊することで増していく快楽により、なぐさめられるだけの自慰的な衝動が、商法的に資本主義的な街を感情のままにカニバリズムしていくことに現れる現時点をも破壊するための憎悪を基本として、主義的な実相をも破壊するようなよろこびへと昇華させるような信仰心やらが躍動し、世界自体を快楽的に破壊するような子供じみたギミックや、前衛的であることを拒否し、歩くほどに増していく快楽の枢要な子供として、おどけていく先々で、おどろおどろしく現れ、虐げられるだけのたくらみやらがひしめき、使命感をも破壊し、瓦解していく精神が歯止めも無く求める幼稚な理想こそが、唯一の希望を運ぶのですと語る聖母すらも傀儡で、かばい合うほどにリバイバルされるものなどが、そこでの正しさを引き取る限り、君は自らの手で自らを磔にし、まち針でチクチクと罰を与える幼稚な夜の悲観的な制度から抜け出すべく、ここで逃げ惑うことを誤りだとは思わずに、妥当なものなどなく、対等なものすらなく、桎梏となるだけの精神の隣で、資金繰りや、信仰心などの偶然から、偶像をもたらすだけの負担や、腐敗していくだけの身体や、老いなどを裁くだけの幼稚な誤りをかかえこんだ普遍性の不潔さや、侮蔑されるだけの真実を加工するだけの犠牲心などが制する間に不潔な理想とは、理性をも破壊し、蔓延る悪意の先々で端末化される精神がもたらす敬神などが派生した後に敷衍した確かさを不潔なものに改良した人間性の過ちに締め付けられるだけの精神が死滅しても尚、新たな不潔さは充填され、次々に現れる神との対峙を続け、つたない愛が、つくづくに消え去った後に警世を歌っても、誰も聞く耳を持たずに、誰もが情報の中で溺れることだけを目的にし、見定めることをせずに、すべてを受け入れるだけの空虚さをかかえこんだままに混濁していく。