昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

奮闘

漠然とした日々に遡及するエモートな感じ、堕落した君の枷と、短絡的な同期を終えた機械の身体、むしばむ空疎な自己と刺激物が降る理性も潰えた、厭世観の国、均等な世界を求めるがあまりに、なにかを救おうとするために議席を確保しては、散漫な犠牲を生むのかと、換算されるよりも早く、海に逃げ込んで、しあわせなんかを求めることを辞め、生きることを速めて、はびこる独善的な素養が論理的に近接するものにより、捕らえられる隙間から色彩はあふれて、あいまいに浸透するシンドロームや、信仰心なんかを超えて、延々と締め出されていく精神などを葬り、運命論が互換する粛清の日々の空腹を埋めるためだけに、体系的なものが補正する行方などに交わる硬質な思いだけが、今を堕落させるよりも、惰性に満ち引きするだけの言葉を破棄して、派生する物事が、妄想の果てで歯がゆく結ばれ、罵声をあびては、あがなう先々で全体性に締め付けられる。毎夜毎夜迫る世界の果てから蔓延る悪意を狙撃して、全容解明を進めるよりも、啜る先々に関する運命に疎外されては、参画することにより、寄りかかる思い出に深まる動機が延命をうたいながら、長らくに迫る疎外感などは気にせずに、気配に屈折していくままならぬ思いに肥大していく悠遠に吸い込まれ、混濁していく意識は陰鬱で、隠微に備わる結末にまどろむ君が、世界を愛し始めたとたんに、世界とは簡単に解消され、愛する必要などはなく、世界自体から突き抜けて、乾いた風と遊び、しどろもどろになりながらも、戻ることはなく、笑い飛ばし、一切から離れ離れになったとしても、バビロンに蔓延るアイロニカルなものに左右されず、ずっと引きずるだけのジトジトした思いにより、卑屈にならずに、亡き後に敷衍する実体から乖離していく面影に結合していく動機にアクセスして、成否を超えて、少しづつでも良いからねと、ねじ伏せられている君を立ち上がらせる。