昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

愚弄

約束とは破られるために存在するのだと世界は語る。乖離する動機や、まくし立てる出来事などがせめぎ合い、誰かが怒ったり苦しんだりやかましいし、蓄積する約束は漂うばかりで、なんの役にも立たないし、大切なものなんて、体制なんかに左右されて、大切なものを失うばかりだし、惰性で引き伸ばされた命は、生きたいから生きているのか、死にたくないから、生きるのかと、忙しく付きまとう問答から離れて、たたずむのもありだからと、採算合わしては、愛とは語られるほどに、愛とは名ばかりなものであり、バカバカしく騒ぎ立てる人々が誤魔化す本質や、真実や自由などは、至らぬままに過ぎ去り、即座に世界性を狭めては、恬淡に至らずに、虚無にひたるから、空回りし、勘違いばかりを生み出しては、踏み台になり、また踏み台を生み出したりと、足りないとか、威張り散らすばかりで、茨の道だらけで、いつわりもチクチク痛むし、言い訳ばかりで口うるさく、屈折するばかりの住まいたる地球に嫌気がさしたから、月にでも住もうかと思うような昨今、中庸などは要らず、そこかしこにそなわるそぐわぬものなどはそのままに、まかなえるものでまかなおうではないかと、加算される原理はバカげた台詞をけたたましく吐いて、はびこる愛は憎悪をもたらして、平和は歌われるばかりで、どこにも平和などはないからこそ、平和を求めるのかと、矛盾した摂理がカーストを生み出して、悲しみをカンストして、感情の汚物で化膿した身体からは、愛が腐敗して、腐臭を吐き出す瘴気と化して、すべてを自分の毒で溶かすような景色には、形式的なものがこびりついて、どっちが正しいとか論争している暇もないから、壊れたものはそのままサヨウナラ、また始まるものにはこんにちわと、今日もよそよそしく、揺動するだけの君たちの正しさに虐げられるよりは、健気に自らの意志で、意図的なものから離れて、配備されるものに貪婪に迫る君はカスタムされた番犬であり、その首輪がもたらす影響力だけにすがるだけの民がエクソダスして、エクスポートされたり、遠因に咎められたりしながら、真理を大合唱する様は、滑稽であるし、コピーペーストされたものを食パンに塗って、ばくばく食べるわんぱくぶりも、気色の良いものではないから、僕は怪訝な顔をして、乖離する事実との差異や、反復する理由などにたじろいだり、戦ったりしながら、かったるい現実などに証拠を残そうなどともがいたりはせずに、流れるままに歌うのがセオリーであるとか、決め込んだものこそ嫌いではあるから、適当に暴れて、あっという間に去る。