昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-09-29から1日間の記事一覧

味気ない仕組み

文学的な罪が降る、あらゆる根元は焼き付けられ、磔にされ、新たな罪を流用し、自らの罪に酔いしれる。

縁取る

機械的な街は饐えた香りを放ち、帰り道を失った彼女たちの故郷は潰え、懐疑的な日々をニヒリズムに書き換え、着替えるだけの毎日に保たれる不純な位置なんかに気配はなくなり、喪失感を委ねる立体的な虚空から発せられるエモーションが焦熱し、今にぬいつけ…

系譜

大気を独占する君たちの卑屈な理、煩わしくたまるいくつもの苦痛や、空虚に駆逐された明日がチクチク痛む語源。

愚弄

約束とは破られるために存在するのだと世界は語る。乖離する動機や、まくし立てる出来事などがせめぎ合い、誰かが怒ったり苦しんだりやかましいし、蓄積する約束は漂うばかりで、なんの役にも立たないし、大切なものなんて、体制なんかに左右されて、大切な…

源流

緻密な意味をカタストロフに至らせるような人々の卑屈な群れ、報うことで、しあわせなんかを感じるような、毒された感情が経由する日々の朴訥な表現。

空腹を癒す真理

ボソボソと語られる真理、つたない思いは慟哭し、固執する人々が無知にこぼす思いが、延々と引き伸ばされてく。

お守りの味

あそびほうける子猫の論理、数値化される愛が、革命を起こして、世界を滅ぼす様を傍観する君の卑劣な考えが、業火で夜を焼き尽くす。

憎しみの朝

信仰心なんかも消えて無くなり、偶像の街はタナトスをかかえ、偶然でしか愛せないような質感の最中に、もだえる真理は、司るものが示す形式的な行方を喪失し、相違するものは、実態に潜む物語に吸い込まれ、行方不明になる。