昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

枢要な血

履き違えた征服欲で喉が乾く。画期的な正論などが打ち出す正義と添い寝するコマーシャリズムに、惰性なメディアが打ち出す空疎な呪文、後それと、貧するだけの価値を刷り込み、擦り寄る影に飲まれていく革命の子たちは、権威を打ち砕くために、すべてを犠牲にしたのに、その権威を手にした途端に、自らの権力を保つ為だけに至るような、服従的な夜、課せられた罪は、自らが与えた罪によって、自らを次々と苦しめるだけに至るのであるし、あらがうほどに罪は、つたない意識を買い取り、懐疑的な連中や、勝手気儘な奴らによって、支配されるらしいと、うそぶくほどに、権威から逃れられず、権利を破棄した途端に、自らの意思を保つためだと云々、尽きない欲の奴隷にカスタムされるよろこびで吠える先、短絡的な同一化と、空疎なアニミズムの彼方、結末の証拠を求めるだけの君が求める真実に朦朧とし、ろくでもないものを、あたかも愛しているかのように掲げるものが、今を枷に変え、自らの世界を狭めていく。