片栗粉にまぶした最後を綺麗に揚げるような余韻。君の胸骨を圧迫させる因果。魚のお腹の中で蒸しあげられた街は、生臭くてかなわないから、簡単に処理されるだけの毎日の中で、律儀に示されるだけの堕落した観念には、主体性などはなく、ただ腐乱するだけに至るような人々の生活の中で、幽霊のように生きるしかなく、生きるだけの屍と化した人々が酩酊し、あたかも自立しているような合間に示されるもののほとんどは、何かに隷属し、何かの奴隷でしかなく、仕方なく奪われるだけの惰性で引き伸ばされている命が、集約する胎内の中で、大往生を迎える一切の儚さにもつれる意図が、レトリックではないから、立体化しているだけに満たない君は、愛おしくもなんともなく、なんとなくそこで戯れては、素っ気なく過ぎ去るだけで、今にも消費され、証拠も残さずに、同じような格好をした連中と同化しては、定めることもなく、憐れみと共に同一化し、ニセモノの一体感と共にこじれては、今にねじ伏せられ、怯えるだけに終える。投棄される一切は、関係の中で蝕まれ、今に略奪され、意思を屠られては、意味をねつ造され、些細なことで苦しむように改造され、収容されるだけの意思は、条約の中で排出されるガスや熱や塵に変わるだけで、理不尽な法の中で、税などを課せられ、むしり取られるだけの日々で諦観し続ける。懈怠するだけのいびつな意思に虐げられている健気な君は、普遍性を謳い、何かと同化することで得られる優越感に酔いしれ、麻薬でしかない正しさに依存し、損得で測る日々は、自らとの距離を深め、何にも届かずに滞るだけである。放埓で、よく滑る絵の中で詩的な雌猫と銀河を渡るようなカタルシスに神は不必要で、インモラルに熱情する花は、熱暴走を引き起こし、自らを破壊するためだけに産まれたのと、ためらわずに言い放つ彼女たちの、独裁的な質感に汚されていく。