昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

横柄な死

暗澹とした下腹部。ちらつく光に輪唱される神話は猛毒。くどくどと女々しくカタルシスに至る現象も遥か無知な様相。死地で定められた形而上的な還元から、改正を謳うだけの政治的な幽遠から引き出されるのは、絶えず後手な対応により、王冠をかぶった権力が憧憬している低劣な思念により、犠牲になるための我らと、謳うだけの革命的な何かが敷衍させるもののどれもが、退屈な質量を孕んで、懶惰な実情から昇華できずに、依存的に世界を燃やすことでしか、自らの退屈を対価に変えられずに、価値に踏ん反り返り、自らを脅し続けるだけの不安の虜になり、安定がどうとか、道徳的なものを謳いながら、現実を罵り、誰が何をしたかばかりが気になるだけの日々とは虚しいばかりである。退嬰的なネズミたち。枯渇する宿命、栄枯盛衰するための日。