ぶつぶつとカタルシスに至るシアン化水素の夜遊び。ビニールの心臓や、火傷した傘や、屍肉を頬張る偶像に補完されるシンドロームの数や、汗だくで浮遊する空白の互換性などが、制度に付着して、制限を生み出しては、すべてに芸術的な進化をとどめるための死が街を覆い、悲観的な感応や、被害者意識をかかえたシナプスを走る君。アンバランスで過激な理想が、今に負担を与え、配下に至らせるだけの改心などに誘うような普遍的で短絡的な同化により、自らの考えを喪失し、誰かが正しいとうながすほどに、個人的な世界とはゆがむのだと、雪だるまが緩慢な操作に反し、溶ける身体を忘我にささげるような、あいまいな深層心理に蔓延る悪意が、傲然と迫る幼稚なギミックに、偽装される心理は、新品の意思を破棄し、懐疑的な日常に削除され続けるだけの幼稚な理想により、人間とは、日々の痛みに苦しむべきだと洗脳され、扇動され続ける意思は、自らで考えることを辞め、誰かが示唆し、支配されることにより、不安や恐怖から逃れ、死をごまかしては、犠牲的であれ、とうながす緩慢な理想は、理性を喪失し、自らの未熟さに苦しんでは、散漫な意識は、儀式的に何かに依存し、誰もがどうなるかもわからずに、誰かが何かをすることが許せないのではなく、自らが苦しんでいるのが許せないから、誰かが何かをするのが気になるのかと、饑餓していく人々は、自らが痩せ細ることを忘れて、誰かを否定し、支配することだけに勤しむほどに、憎しみ絶えず増加して、深い愛をささげるように、誰かの首をゆっくりと締めて、足を引っ張っる。
