昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

全滅と高揚

教育をまともに受けようなどとしたこともない私は一から自分で学ぶべく、誰に教わるでもなく、自ら学ぶ姿勢だけで制覇するものだけが自らを形成してきた。義憤にかられ、衝動的になって担うもの皆、捨ててきた。ただ退屈を愛しているし、風の匂いを愛してる。それだけで満足なのに、君たちは自分の都合ばかりでうるさいし、この平穏な森の中では君たちの欲なんかは邪魔なものである。あからさまに与えられたものにより簡単に操作される人々の群れ、生活は感度を失い、退屈な体系から経過してゆく行く末に誘導される真実や、瞬く間にくたびれる。ただ空白を埋めるために羨むだけの人の群れ、空腹を癒すために等差を生み出し、少しでも上に立とうとする妥当な感覚に安易に介する間に理解は遠ざかり、そこかしこでフォーマットされる彼らの欠如や、彼女たちのずさんな尺度により崩壊するだけの文明などを保つために、自らの価値を謳いながら、即席の自由なんかを求めては絶え間ない闘争へと至るだけの原理や原因なんかがゲーム化し、加算される痛みをなぞるだけの疑問なんかが今を簡略化させずに、徒らに難しくし、自分たちのことしか考えていないような感覚に浸り、被害者意識を加速させ、自らの権威を保つための権力とは絶えず魅力的であるし、一度でも持ってしまうと離せないような魔力があり、それは価値を与えられたものには、絶対的な信頼のようなものが生まれ、今に構築された正しさが打算的に打ち出し参画したものが支配的に至り、気配もなく近づいては、今をてなずけ、懐かしむばかりで今に満足していないような生活から抜け出して自らを国家として構築し続ける独善的な法からの解除を行うべく、今に阻まれる正しさなどから抜け出し、惰性に導かれ、憎しみを増幅させるための正しさなんかを折り込んでゆく情報などに操作されず、諦観などに浸り、短絡的なペシミストとしての働きを続けるような犠牲的な観念により、罪と罰という意識になよなよとするよりも、のらりくらりと生きて、囚われることなく、ただ強靭な足取りで、対価を払うだけの惰性な自己啓発なんかに陥るよりも速く駆け出し、代償や対価などを謳わずに、自らが用いるものにより真理をも破壊し、新たな創造だけで自由という基礎をも破壊し尽くし、この純然たる思いだけを加速させ続ける。