昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

弾ます心

家おるんは孤立してる言い張る精神科医による精神分析なんてもんを、ばこーんと殴り倒すような快楽が降り注ぐ文学的な瞬間、走り回る子供たちは、なんで走り回るかなんてことは考えんと、どこに力がかかって加速するんかなんて科学的な道理なんかはいらんし、居ても立っても居られへんらしい彼女たちや、彼らの動機なんかは、なにかを所有しているが故に、存在の不確かさに苦しみよって、よってたかって貪るための動機に駆逐される運命やとか、仏教的で純粋なマルクス的な思考により、生きることの純度を高める。しあわせとは、しあわせとも思う前の自然な状態がしあわせであると語った彼や彼女らも、今では誰かの親のフリをして、理不尽な躾なんかを追行しとるし、あてにならんもんを信心せえ、とニセモノの神を崇める君があつらえた幸福を克服するためにわてらは反するんかい言うて、言いなりになって良い気になるよりも、気ままに詰る。vansの靴履いて、ストレートエッジを信仰しとるスケーターどもが走り回る八十年代の夜、ブレーキもせんと走るバイクの爆音、観点を破棄して悪魔みたいなメイクした彼女の横顔、まぶたの上の紫色と信号の青色が混ざって天体のようやなって馴染む地下のクラブでの会話がテクノと混じって、なんかロジカルでしあわせなもんであり、幸福論なんかいらんし、泣き叫んでいるカラスが他愛ない瞬間を救うために、何か只ならぬものを告示している朝焼けにただれた私を誰かの憐憫により形而上的な思考によって排除された奴らを救う的な絶対的な観念が捻出する差異から放たれるべく、制限なくベクトルを過剰に加速させるんです。