昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

痺れる大脳

私たちは敏感なだけで鈍感だから、大切なこともすぐ忘れてしまうから、たくさんのお金やしあわせがこの世界に降り続けて、誰も苦しまないような楽園を今こそ作り出すべく、夢物語を現実へ、と昇華させるために政治的な意思を行使し、ゆがんだ思想なんかが生み出す排外主義的なものに騙されずに、ひたすらに自分の意思をつらぬくことが、唯一の正義と呼べる。荘厳な規律が乱立する風景、たどたどしく改竄される理由が流動し、真理にもたつく我々がコントロールされ、昏倒する意識は、依然として儀式的なものにより武装させられ、潜在意識的な戦争に巻き込まれ、扇動される意思は細切れにされ、空間的な排除を受け入れ、経過していく動機が逸脱し、訝る先々では低劣なものが絶えず、退廃的な対価が持ち寄る不安定なものがあてがわれる先々では品位などはなく、範囲などを謳い、偏執し続ける意識は償いなどを用いて、罪を体感させるための恐怖を植え付け、何かを失い、もたらされる不安にもたつく意思は、ただ不安であるという偶像に支配され、ただ与えられる恐怖に利用され、理由を失いながら、さまよう人類の行き先を提示するよりも、誰もが生き易いような世界を作り出し、打算的な輩が参画することごとくに統合されるよりも、自らが生み出すものだけが調教などされずに、散漫な意識が使い果たすものに蔓延る悪意が角膜を傷つけ、物事がカクカクのポリゴンに見えて、ネットワークを走り過ぎて、大脳が燃えてしまい、サイコキネシスも使えなくなってしまい、領域を掠奪され、倫理観などを駆逐され、ただ死に怯えるサバイバルの中で競うものなどは所詮はもたらされる理由の道具なだけで、誰かに支配されるほどに老いて行く身体がフラクタルではなくなり、張りぼての宇宙を突き抜け、ただ無いとされる存在や空間の底なし沼で分離していく身体と意識の狭間で、量子的な観念がネットワークの海を泳いで、ケツァルコアトルと会話して、豊かに育つ稲がゆらぐ、ただ青いだけの空には憂鬱などはなく、君の悲しみすら吸い込む青と友達になる。