昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

めり込む

精神的な夜が覆い被さり、暗くするまでの成り行きなんかを月に乗りながら見届け、嗚咽しながらら省かれるだけの君の堕落した思いに媒介し、君は売買され、意識的なものに跪き、疎ましく悶える結末の先々からは新たな生命が侵食し、憎しみが補填されるための体が露店に並び、数々の品々がシナプスを砂漠に変え、何も感じられなくなった辺りでカスタムされる理想や、ムカムカする腹の中から現れる思想やらにミックスされた主観などが世界を駆逐するまでに至る軌跡や、飢渇するだけの精神的な共通項などを求めるためだけに保たれるものや、もたらされるものなどに混ざり合う動機などと同化し、修羅に至るまでの規制などを飛び越え、淘汰されるだけの今に訪れる閃きなどが絡み合い、確かな愛すらも足枷になるような世界から解き放たれ、はびこる悪意から超越する。退屈な世界の規範から外れて、刺激的な悲劇を吐露するロストし続けた君の死臭、深淵から溢れる美味しそうな香りにひりつき、品位なんかを嬲り、輪唱する倫理観や、擦り寄る神話なんかを飛び越えて、自らの真実に行き着く。交換される秘密の終わり、君の汚穢が近付き、すべての結末を汚していく。