昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

荘厳な夏

公僕や下僕の群れが云々とアイロニーをうながす間に、乖離していく階級から加速していく動機が季節感を喪失し、似たような瞬間を泳ぐ魚からあふれる思想の香りが、機械的な気配を呼び込み、バビロンが掲げる安易な終わりに入り込む背徳が、軽薄なプロパガンダに関与し、体系化したペシミズムが、世界の終わりなんかを謳う間に、解答を持たぬメタファーにより、悲観的になるだけの汚物たる観念が生み出す雰囲気に突き刺さる可能世界や、未熟な精悍さに突き刺さる君の意見や利権なんかに感化されずに、相対する間に関与する意味合いが不潔に感じるから、絶対に屈することなく、逆らい続け、けたたましく唸る魂が貪婪な意思を組み立て、くたばるだけの君たちの紊乱な固定観念に修復されない今に記号化される痛みが、数多の苦しみを復元する頃、言葉は終わりを感じ、がんじからめになるだけに至るのだ、と惰性に収監される君たちの季語に仰々しく羽化していく鳥たちの喜びや、有する価値に委ねられる意味合いが不可抗力を生み出し、奪い合うだけの市内で綻ぶ滅びの歌や、方々に迫るセンチメンタリズムや、席巻され手なずけられるだけに至るだけのカタルシスや、懈怠するシステムや、解脱を謳う馬鹿どもの至福や、権限などを用いて、ゲコゲコ鳴く蛙たちの畦道、あらゆる偏見を散歩する虚空を泳ぐ羽虫、ハミングする加工肉たちや、偏向報道の犬、登録制の罪の中で、数多の算段により、加速していく怒りの虜になるネコ、拘泥するほどに食い込むアドレス、海辺で寝そべる君との恋や、前頭葉に咲く花や、戦闘機に乗ったカフカが生み出した文字を食べる山羊や、焼けた肌がきらめく街道や、神々しい始まりも終わりもないから、ただ続けることにだけ喜びが増していき、泣き言なんて言っている暇もない。