昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

犀利な家畜

無能が支配する国家が騙る理想や、理性もなく、加速する欲望の独房に住まう黒い犬、過負荷や、加算される苦しみの連帯感や、安易な結末にそぐう価値や、分裂していく思念が伝えるジレンマ、クソの役にもたたない学歴が云々と、カスタムされた猜疑心や、疑心暗鬼などが謳う犠牲がなんだ、と、迫るアンチたち、さまよう虫ケラの虚空、まさぐる君の汚れた手、天使なんてものを作り上げて、捏造する理由に付きまとう汚い大人たち、独善的な奴らが滑落していく数多の苦しみ、屈折していくだけの濁流に飲まれ、もう浮上することも出来ずに、底の底で溺死した過ち、愛されたいだけの君たちのサイレン、輪唱されている普遍性を、耳を澄まして聞いてみれば、誰かの耳打ちを、そのまま語るような奴らが用いる普通などは、所詮は、誰かのためなどを謳いながら、自分のためだけに利用し、洗脳し、宣伝されるものを、そのままに受け取り、物事のカラクリに気付いているにも関わらず、ただ、与えられたものを鵜呑みにして、ブクブクと太った観念が、自らの誤りにより崩壊し、今に突き刺さる苦しみを際限なく味わい、解放を知らずに、ただ、勘違いし続けることに気付きもしないで、傷付くのが怖いから、誰かを傷付けてしまうのであり、あらゆる価値を咆哮するまやかしを打ち倒せぬ限りは、そこで陰るだけに至るだけの論理、緞帳の下敷きになった女優たちが、常用していた快楽物質、妨げばかりを生み出す世界から切り離され、漂う意識は、凡庸な価値を駆逐し、自らの喜びだけを作り出していく。