昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

繊細

すべてには、微細な神が宿っていて、すべてを縁取る無数の指により、絶えず見えるものは変化を続け、ノスタルジーにより老けた一貫性や、井蛙なものが示す災いなんかに支配されずに、ずっと時間を無視して、世知辛いよなんて、貪る動機も咽び泣き、観点なんかを喪失して、今に分断されていく。いじけた今朝、退屈な時系列、怠惰な故に補完されル愛に寄りかかり、すがるほどに収斂されるまやかし、愛されたが故に幾重にも絡まる棘で傷ついた欠陥品たち、もがくほどに世界に充填され続ける憎悪、新たな悪意から、底なしの恐怖を生み続けるための汚い条約、確約される日々からは、すぼらなままで、散漫が故に朝に記憶を失い、漂う意識は、対価を求めるだけの群像に溶けてしまい、自分自身であることにすら不安を抱え、ただただ、不安定なものに変わるだけの、忌々しい現実に関わるほどに、いじけていく君の表情には、何か暗澹としたものが備わり、ただただ、老けるための日常には、何か惨憺たるものが敷衍していき、波及される闇を抱えて、悩みばかりが加速し、ただただ、懐疑的になるだけの、提要や事項に惑わされ、寸前で弾ける言葉、和解すら受け入れられずに、ただ、乱立したものに邪魔され、たよりなく笑うボロボロな君も、依然として昔話に取り残され、過去に囚われてばかりいることに気付くべきである。