昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

鉄のような意思

鉄のような信仰を携え、定期的な動機を発狂させては、恬淡なままに、道理に揉まれて、星月夜の中で生活して、敷衍する日常の不衛生な砂塵に埋もれる前に、定理に基づくエゴから飛び出して、何も迎合せずに、今を刷新して、デタラメなアイロニーに接点を潰され、凄惨な時折に叩きのめされる前に、現行に迫る世代間のカタストロフや、ロジカルな頭に狭められたセンチメンタルな路地や、老幼が和む最後の楽園で、最たる意味などは、ただただ無駄になるだけであるし、馴れ合うほどに、ああすれば良かったなど、と動機に服従して、今に道化になり、軌道修正も出来ずに、王冠をかぶっては、支配的になり、止まらぬ独占欲により、遠のく価値を圧縮して、今に圧死し、打ちのめされた君のメタファーや、変形した数多の意味や、今に欠如を生み出しては、奪われるだけの忌々しい意味や運命の中で嵩張る価値などに殴打され、セオリーにむしばまれ、無残な皮と骨に変わる合間に、自動小銃が打ち鳴らす荘厳な性愛、制限された領域を埋め尽くすハッシュタグの群れ、咽び泣くメシアや、名言などを漁る井蛙な奴隷、陰謀論などを貪る君の冥土に住まう誇大妄想の亡霊、アンニュイとした主体性が踏みつける朝、斡旋されるだけの仮想世界の中を歩くネオの気分だ、とドラスティックな家庭の中で再現されるドラマに再リンクして、理想論などに駆逐された若者たちが彷徨う現行から解き放たれるべく、君は、新たな意味の末路に祀られるためのスケープゴートの未来へと運ばれて行って、暇を恨むだけの現代的な空白から生える悩ましい結論に羽交締めにされ、歯痒く散るのが、我が命の定めなど、と嘯く間にも、与えられた使命には、蠅などがわき、今に腐るだけだ、と諦観する暇もないから、この頭の中で加速する彼方が、あなたとぶつかり、際限なく愛を開かせるような巨大な手でありたいのだ、私は。