昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

書き換える

拝金主義者たちが蠢く都会の憎悪、本質を濁す動機が錯乱し、普遍性を謳う正義を突き抜け、自己に帰還する間に、可視化する道理が見窄らしく絡まり、関わるほどに不潔になってしまう末端、能動的な言葉が降り注ぐ動機、希望すらも潰える値やら、生活感、勘違いばかりを飲み込む胃袋、不貞を繰り返す闇から這い出る動機、ニセモノの罪に寄生する人類だとか、閉鎖的なルサンチマンに囚われた者たちの終末論や、即座に補完される意味により、機能不全に陥った、まやかしの街、曖昧で不吉な呪詛を詰め込んだ基礎を打ち込まれたビル群、まれびとやら、清々しい権力やら、痩せ細った彼女の同僚たちが動き回り、いがみ合うだけの人々の興奮、運命論的な雨季が終わり、焦熱していく精神が帰路に立ち、体系的な現状に孕んだ愛が、ランダムに子を産み落とす間に、そぐう価値やらが、ずさんな予算を打ち出し、堕落した観念が生み出す答え、諦めばかりが滞留する時間的な廃棄物、消失した観念がゆらぐダークマターの先、自分で考えることをやめた猿が騙る正義、うさんくさい普遍性を刷り込まれた君のニセモノの父や母、よく見れば、合成で出来たホログラムに過ぎないのだ、と、打算的で、妥当な血により、加算される現実とは、残酷なものであるならば、自分の意思で突き破り、誰かの愚かさに合算される曖昧さに注がれる動機が攪拌され、やがて真実とは、真っ黒なものに飲み込まれ、ささやかな幸せも、途端に邪悪なネットワークに飲まれ、愛されたいと強請るばかりの君たちは、忘却で飢えたままに磔にされているし、徒に思い連ねた季節の端くれや、くたびれた花、凡庸な幸や、愛玩としての記憶、様々な思惑が邪魔だから、この手で世界を書き換える。