2019-10-08から1日間の記事一覧
くたびれた君と意味、捕捉される運命がぐんぐんと伸びて、たたずむ基礎や規律を破砕して、たんたんとしのぐあたりから、風景を摩耗させて、季節を折り返して、応用されるだけの真実に堕落するだけの粛清に耐えて、互い違いになる君のさえずりが、こまくをふ…
否定的な襞に吸い込まれる。過去はどこにもいかずに、そこで朽ち果て、定位置に引き摺られ、ズタボロになり、空白になる部分と、明白である今との境目を駆逐する自分との対立から、余白を埋めるために、余る自分が打ち出す距離が、恋しいだの、うとましいな…
もたつく汗、過ぎ去る永劫と真偽、果てない私欲の色と、淘汰された午前に磔にされる幸福や、衝動性の王冠をかぶり、卑劣に打ち出されることごとくの黒さ。
ゲルニカと緑が、体温と混じり、血に変わるんだと会話する子供たちが踊る、愉快な結末、欠乏していくのは、子供の方なのかと、秩序もなく歩く、たのしい帰り道。
無住の寺にひそむ、ぬれた影、黒檀に落書きしている子供たちの遊び声も遠く、熱量を損ない、即席の自由を騙るだけの、幼稚な宣言が、街中を引き裂く。
触れ合うほどに感覚は鋭敏になり、円滑にめぐる喜びのハレーションが、すさまじい速度で回線を走り、はびこる愛が反響し、すべてはスローモーションになり、永劫にへだてられず、世界を認識する以前に、自然であったころには、規律もなく、ただ現れるものに…
延々としのぐ結末を追い続ける間に枯れてしまい、余韻に浸るだけの対比的な彼らの動機にからまるドラスティックな感動が、かぶれる時に貧するだけのインタラクティブな日々に引き継がれたものが、過干渉に至り、淫靡な結末に磔にされる原型をとどめぬものが…
朴訥な夢に囲われ、不自然に壊れていく景色を尻目に、酩酊する現代に擦り寄る価値なんかが、改革なんかをうたいながら、忘我をむさぼるような、幼稚な仕組みに支配されては、散漫な儀式に参加し、閑散とした精神の波形や、経過していくだけの日々がかかえる…