昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

長い夜

あんたらの大義のために、死ぬつもりはないし、すべてから超越し、解放された今は、今という認識のやましさや、愚かさを飛び越えて、純粋な意思だけに従って行動し、妨げられるだけの意味を打ち砕き、自分自身に帰っていき、先々での衝突や、あらがう先々での義務的な答えから抜け出し、本質にゆらぐ波動や葉音やらに、耳を傾ける。前衛的な主観が孕んだ、輪廻転生した子供たちのリズム、シャンゼリゼ通りで羽化した真理が、飛び立つまでの肖像画を描いている画家たちの虚像、散漫な事実を吸い込む掃除機に乗り、解脱し続ける人身御供、寛容な出力により、宇宙と一体化した私は、煩わしい意味を超越して、あらゆる変化を受け取る釈迦如来の巨大な掌の上で、もがき苦しむエンディングと餓え、形式的なリビドーに降伏するだけの、しがない日々の中で、加速していく時間とは、ただただ、ここでの繰り返しにより、早くも遅くも変わるわけであるから、あらゆる変化とは、ここで恒久的な足枷に変わるだけの、秩序や法則に、絶えず足を引っ張られながら、悲観的なものを、打ち砕くための変化であるのにも関わらず、君たちは、未だに、過去の遺物を崇めたりするばかりで、変わろうとはせずに、そのままにあるものを、そのままに受け取り続けることにより、毒は溜まり、知らぬ間に、中毒になっていることに、気付いているのに、何も変えようとしないで、そこで、麻痺し続けている。f:id:jibmfmm:20231028033849j:image