昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

崩壊

形式的な理想を崇めるネズミたち、思想は偏るばかりだ、と、輪唱する、君の理想論やルサンチマン、仮想世界の中で重複する真理や、何かに基づく闇を引き裂く猫の爪、つたない意味を迎合する市民たち、対比するばかりの、自信がない連中が謳う普遍性、何かと測ることや、何かを収めようとするから、反発が生まれるのだ、と、ごく普通な解釈に寄りかかる詭弁を超越して、分裂していく意識や、悴む今に自覚すべき愛も幻になり、担う意味が反復し、確かな愛は、度重なる痛みにより、単なる重荷になる頃、ことごとくは、規制されるばかりであるし、でたらめなデータの中で加速していく動機が、やがて、世界を託つ者どもの、制限を突き破り、分裂していく数多の症状の波形、形容されるものを破壊する懶惰な虚構、絶え間ない痛みの残り滓、緩慢な理想が謳う不文律や、普通こそを、崇めるべきだ、と、謳うコマーシャリズム、恒常的に派生していく過ちの歌唱、ここは、宇宙の果て、ゆらぐように生きて、華やかに散って、また同じサイクルで、同じ時間で、同じ空間で、またあなたと出会って、かんたんに裏切って、自分だけが大切だから、と、殻に閉じこもって、途端に現れる動機が旋回し、たちまちに現れた道理なんかを、かんたんに飛び越えて、与えられたものなんかが孕んだものが、やがて、障壁に変わる頃、ことごとくは、遠退くばかりで、なんら価値もなく、度重なる解答に狂うばかりである。f:id:jibmfmm:20231031022740j:image