昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

応答

私は、誰よりも、何よりも静か、だ。あらゆる悲劇を投函する、ポストたる身体を揺らしながら、対比や、否定を繰り返すだけの、君たちの猜疑心や、疑心暗鬼や、あいまいな理想や、帰巣本能や、飢渇や期待感、孕んだ罪や、ランダムな約束、満ち足りない昨日や、祝福を謳う奴隷的な主観が謳う正義による犠牲、晴天を汚すための呪詛や、空腹を埋めるための戦争、あらゆる奇跡を保つための類似品、貧寒な理想や、理性すらもなくなり、ここで、粉々になってしまった昨日を修復するための、利己的な答えや対価、エゴや、応用されるだけの言葉による犠牲、情緒もない街並みにより、加工された品位、紊乱な情報が、ランダムに降り注ぐネットワークの中、データ上で磔にされた、はじまりを謳う神のコード、クラッシュした真理や、暗号化された過ち、曖昧な動機を加工する母たち、凡庸な論理を託つ限り、世界とは、自らの正しさに狂うのであり、狂ったことにすら気付かずに、誰かに責任転嫁し、偏った思想の奴隷になるだけの、誤りを正すことを、悪などと呼んだりし、自由を利用して、定期的に今を踏み潰す猿たち、同調圧力が嬲る深夜、絶え間ない理想が、未熟な理想を食い尽くし、自らをも駆逐し、度重なる罪を着込み、あたかも、自分だけが、正しいように振る舞う間に、意思とは、誰かの手により、損なわれてしまう前に、何が、正しいのかを、見極める必要がある。f:id:jibmfmm:20231009061956j:image