昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

強度

愛とは、人を素直にさせ、ささやかなものですら、華やかに変えるし、と、泡沫を愛でる君が紡ぐ未来。統合されるだけの真実も、誰かにより、偏りを示してばかりいるし、加算される義務的な要素や、新たな教祖を出迎える狂信者たち、理不尽な毎日に降り注ぐ不満や、悲哀に満ちた君たちを、標本にする超巨大な手、打算的な彼らが蓄積させる真実も、所詮は、体たらくなものに飲まれてしまい、何が真実かすらも、すぐさま見失ってしまい、今に現れる過渡期や、改善されない日々の中でも、満足なんかを謳う、コマーシャリズムに騙されてばかりいるし、一貫した愛が、感染すれば、悲観している暇なんてなく、ただひたすらに現れるものを、利己的に消費なんてせずに、世知辛いだとか、デリカシーもないとか、ないがしろにされているなど、と、執拗に攻め立てるだけの、惰性な攻撃性が、空間を汚すころ、この、あてがわれた世界と名付けられたものからの解放を目指し、右脳的に世界を漁りながら、内外に現れた、ぬくもりのようなものにより、何事にも囚われずに、途端に現れるマテリアルや、相対する君との距離や、差し込む日の光の怪しさなんかに気付き、うやむやにされた答えが打ち出す対価や、ここで、恨むだけに至らせるための、ルサンチマンを教育に練り込んで、簡単に従わせるために、自尊心を破壊して、怯えた精神には、餌ひとつやらないで、ただただ、悲観するだけに至り、自分は、無価値であるなど、と、刷り込まれた頭の中を覗き込む、他者を介した自分という、曖昧さが施しなんかを加えたりするから、依然として、君は、君であることを、否定してばかりいるのである。f:id:jibmfmm:20231105070002j:image