昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

分断

携えた軋轢により、粉々になった身体、硬直した真理が出迎える、体系化した夜や、悠遠に潜む、孤独な感情やギミックや、思い出に横たわる自分や、自堕落な自我に潜む、空虚な時間や、弛緩し続ける感覚や、優劣を決めたがる互いを、狩るための、矢が降り注ぎ、早熟な観念を打ち落とした暁に、供物として捧げられる身体や、改革を謳うだけの、君たちの騒音や、損傷した脳内に埋め込まれたチップにより、再生していく細胞や、暴走し続けるシステムや、支配的な奴らが示すサインや、あらゆる因子や、刹那に轟く無意味な雷や、揺さぶられる思いのほのかな揺らぎや、退嬰的で、怠惰な私の柔軟性のかけらも無い、硬質な思いを、ひけらかす普遍的なムードに嫌気がさし、些細な出来事をデータ化し、刷新されない今に入り浸る罪に化粧を施し、罪とは、何かすら、分かりにくくする間にすり寄る憎しみや、似たものを謳い、君に近付いてくることごとくが、うそぶくものにより、私たちは、衝突を繰り返しては、時代や誰かや、何かに、責任転嫁するばかりで、自分で、責任すら取ろうとしないし、支配されるばかりで、何か、意味がないものが、まかり通るばかりで、馬鹿にしたり、罵声を浴びせたりして、何か、良い気になっているような輩が謳う正しさなんかに、加担したくもないし、関わるほどに、偏るばかりであるし、抗うほどに、食い込むばかりであるし、腐食した空虚な空間たる世界の崩壊を願うような、簡易的な厭世観なんかに、加担するはずもないし、感覚的な希望や意志だけで、ちぐはぐな困難さから跳躍し、超越し続ける先では、新たな対立ばかりだし、誰かが何かを非難し、批判するばかりで、新たなものすら生み出せないで、排除するばかりだし、惰性で導かれた意味が生み出す危難や苦難なんてものは、所詮は、誰かが生み出した空想に過ぎないし、現れたものを、そのままに受け取りすぎるから、苦しんでばかりいることに気付きもしないで、諦めるだけの日々には、終わりを告げ、前へと勇ましく進むだけであるf:id:jibmfmm:20240204034257j:image