昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

思いの覇権

思い残しも、すべて食べ尽くしてしまった君の笑顔、絶え間なく広がるだけの、世界の片隅に横たわる価値観や、勘違いばかりを引き起こす疾しい過ちを、うやむやにするだけの、惰性な日々や、悲観的な余韻、異物感を抱えた君たちの歪な意味や災厄、憎しみばかりを加速させる原理に、突き刺さる槍、倦怠感を撹拌させる、轟々と唸る風や、懐疑的な日常に縫い付けられていく面影も、不快感を表し、退屈な行間に住まう孤独の容量や、恒常的な苦しみを孕んだ余韻や、この夜を捕食する悲しみに擦り寄る君たちの秘密の裏側で、交錯する思い出による過負荷により、発熱した世界に拗れていく意図や、有する価値に擦り寄るだけの、時折に肥大化する悲哀や、日常から逃げ惑う道理や、同化していくだけの、思いの端々に捕らえられていくだけの、動機の間に発生する憎しみを謗るための原理を打ち砕き、対する値や、現れる対価や、堆積する理由などを、遡るだけの、過ちの構造に平伏す君たちの精神構造に寄りかかる成否や、曖昧に相対することにより、増していく軋轢や、与えられた価値に住み着く余韻や、与えられた猶予に補完されていく物事や、物語の中で、保管されていくだけの横暴な道理に反し、あてがわれた罪により、治らない傷や、軽快な気配により、加速していく意味合いが、不潔にならないようにと、願う君の手の温もりや、勇敢に立ち向かう私たちの春を出迎えるための儀式や、犠牲的な伴侶たちが、打ち出すアンニュイとした時間や、実体すらも曖昧なままに、引き延ばされた今に迫ることごとくの無意味さから解き放たれ、ただ、与えられたものに苦しまないために、今を書き換え続ける。f:id:jibmfmm:20240220014610j:image