昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あらがう先に本質すらも無くなり、伝わるほどに、わずらわしいものばかりが敷衍し、普遍的なものが謳い出す確かなものこそ、姑息なものであるし、惰性に導かれたものばかりが、あたかも物語に必要なものだ、と促すほどに、魯鈍な…

つくづくに迫るほほえみ

ふさぎ込んだ夢たちが、ちぐはぐな未来へと運ばれ、身動きも取られぬ余韻へと引きずられ、対象へと用いられる不機嫌な要素や、蓄積する苦悩に反響する余韻へと離される思いも、なあなあなままに、アナグラムの道を進み、筋道を立てるよりも、対外に果てるジ…

最愛

あたたかい耳に触れ、 雨に濡れた豊かな表情や、 無謬な表現や、 仕組みにとらわれずに、 難なく飛び越える 君の豊かさが、 さもしいものを、 美しいものに変え、 君の確かさを、 再認識する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背くほどに羽ばたくものの美しさが強調され、そこに現れる性などを逍遥させ、うごめく思考が、行為に引きずられずに、ただ自らの力だけで生み出すものに位置的なものすら必要無く、悲痛な者が酔いしれるだけの堕落した過去から引…

強い思い

空間でふれあい消えていく孤独感が忍ばせる静寂に入り交じる時間的な猶予に流される液体がしたたり、永遠を告げ、追憶に呼応するものが、精神性を司る由縁に分裂していき、蓄積される苦悩や、雲隠れする昨日に起動するものが、回線を混濁させ、私は、白昼夢…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 鳥たちが、さえずる先々で、意識的な互換を執り行い、強制的な意思を氾濫させ、誇大妄想をうながすだけの、堕落した観念から、被写体に偶像を押し付け、何かを強制し、去勢されるだけに、停止する意識は、背くことを忘れ、与えら…

谷間

さよならが作用し、 いつかまた、と うながす君のぬくもりも消え、 けたたましく唸る孤独も、 過ぎ去れば虚空に消え、 今にまじわる時間を数えても、 また始まるだけで、 なんの変化もなく、 今を妨げるばかり、だ。

虚像

現時点を用いることにより、重くひずむ過程に罵るだけの恒常的な朝が、不安定そうに挿入する一切の過程に盛り込まれる真理などをうそぶき、内面的に結末に滑落するほどに、落胆は迫り、端的な意味は損なわれ、自らの内外に課せられた意味へと高尚さを謳い、…

仮想の先に現れるもの

一切のエネルギーは、私が生み出すのであるし、そこに用いられる力などは、所詮は、非力なものであるし、他力本願では、義務を用いられ、今に意味を持ち出し、位置的に閉じ込め、拘泥するほどに、補填される意味は、借り物でごまかし、今に意思を用いずに、…

呼応

誰にでも抱かれる身体の軽さに、複製されるだけの真理が、唾液と混ざり、退嬰的なものを生み出し、今に疎外感を生み出し、束縛を続け、伝わる真理は、軽薄な進路を与え、性的な夜に自虐的な簡素さを与え、普遍性に入り交じる君の吐息と、意味との隙間に陥る…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 デカダンな街並みが消費するだけの関係性に連動する苦しみや、利己的なものがからまり、関わるほどに愚鈍なものになりかわるだけの関係に還元されるだけの卑屈なものや、悲観するほどに、貧寒なものに至り、浸るほどに、保持し、…

離れる

本質を見失い、 さまよう二人は、 幼稚な恋に捕まり、 見果てぬ夢に疎外され、 苦しみにたゆみ、 互いの憎しみに咎められ、 いつしか叶えるべく、 唱えた永遠性の愛もほどけ、 愉快な時折に肥大する 黒い影を引きずり、機械的に笑う。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 選択することすら必要無く、ただひたすら消費されるだけの先々に関わるジレンマや、時代的な緩慢さを促すだけの作用から抜け出し、乖離する明日や、根源すら無くなり、ひたすら無垢なままに衝突し、対比されずに、行き交うだけの…

高尚へと至るよろこび

叙情的に交接するものが、運命に交わり、遠ざかるものに合点がいかず、今に苦しむほどに悲観は私を飲み込み、裏切り続ける。私を救えるのは、私だけであるし、私が見つけるものだけが、真実に成り代わり、今に永遠性を育ませ、意味に帰路を与える。あらゆる…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わたしは卑近なものが促す戦地と緩衝すべく、すべての憂鬱に廃残する形式的な嫌疑を晴らし、背面に迫る偽装された真理に促されるだけの虚空や、孤独を消費するよりも、要理に迫る見知から、乖離するだけの利己的な欺瞞や、偶像崇…

食い込んだ跡

思い出も、いつかは、重たい荷物に変わり、利便性を用いられる言葉に騙され、たゆたう先々で、やかましい文明的な猶予などを用い、意味をなじり、潔癖的に処理されるだけの物事に生命の起源を損ない、ないがしろにされ、痛みを抱えた君の悲劇を加速させるだ…

認識

あたまの中の空虚な家を壊し、 排除される身体の軽さや、 悔悟をため込むだけの ジレンマに苛むだけの記憶が 応じるだけの悲しみに反し、 やがて滑落し、 悠遠に肥大する怒りを製造するだけの すれ違いから生み出される ルサンチマンを打ち倒し、 自らに帰す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 関するほどに浪費される観念から、解析するほどに魯鈍なものに陥るだけの関係から、陥穽を生み出し、そこに陥れるだけに虐げられた者の復讐劇が生み出すルサンチマン的な快楽へと回収されるだけの浪費から、終焉に巻き込まれ、自…

感情の爆発

誰かに利用される悲劇は終わり、フラクタルに交わる空の間から射し込む日の光りが、立体感を授け、預かる身体に栄養を与える。談笑する街並みは、交錯する意味に服従させぬように、分裂的にうごめく、誰もが、同じ位置や意味に帰らぬように、自らを分裂させ…

群像

応じるほどに、 こころの距離は 深まるものですね、と 性質に語りかける 現時点のやましい出来事を 観測するだけの 不可思議な日常に 鈍磨に連動し、 貪婪なものに変換させるだけの 出来事に所持するものが、 期待感を孕ませ、 今を見失わせ、 猥雑な時に滅…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 意思とは脱線し、その場で止揚するものが、次々と意味を乗り換え、腰掛けるものを吹き飛ばしながら、欺瞞を用い、不満へと至らせるだけに犠牲的な伴侶に汎用されるものだけが、今を奪い、意味の家畜として、今に虐げる、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 幽艶な人が好きで、艶やかに散り、違いすら、今に満たすだけの意味につながられるだけの意図へと変わり、懐柔に至らせるだけの意図が、疎ましく今に迫り、狭い価値で加工するだけに品位は損なわれ、そこかしこに悲しみを巻き込み…

孤独の子

寂しい思い出に持ち込まれる差異に詰まる鈍磨な感情や、シンクロする先に充填される愛に導かれ、たぐり寄せる瞬間に求め合う軌跡が、貧寒な季節を超え、形跡を踏みにじるだけに、跡形も無く消え去る形式的な余韻に備蓄されるだけの緩慢な愛が保湿するだけに…

ミニマルな冬

古びた身体に重なる哀愁がただよい、シンクロし、ただ、寄り添う形に恐れは消え去り、起源を失い、あいまいな現在に浸す意味から、関連する状態に蔑むだけの帰路を捨て、傍観者が浮かぶジレンマの山々を越え、病み続ける意識に併走するだけの凡庸な価値に降…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ありあまるものを持ってすこし黙る。互いの目的の中でえこひいきされるだけのものが、価値を用い、互いを責める間に緩慢な消費から、短絡的な動機へと解消されるだけの快楽へと原点は逃避していき、逸脱する先に訝り、堅持する意…

愛すべき知

素直に書けないから、 素直じゃないままに 邪推し、勝手気ままに踊り、 王道は歩まずに、 応じるままに答えに 引き出されるような 意味にかかわらず、 我に課するものすら無く、 関する先に現れる 優越感こそ、 空疎なものであるから、 換算されるだけの今に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 健全に用いられる正しさも、すぐさま歪み、自らが正しい、と示唆する間に、あいまいな愛は、互いをとがめるだけの理想へと変化し、競うほどに、軽薄な価値に住まいを移し、自らが用いる正否により、正義も、悪を恨むだけの懶惰な…

私こそ利己的なものである

私に補填されるもののほとんどは、無意味な策略を孕んだ、懶惰なものであるし、そこに段差を孕ませ、蔓延る悪意に従事するだけに飽き足らずに、何かを侵略することを、信用などと促すような輩が支配する経路に計画的なものを謳い、訝るだけの現在に来す意味…

あらゆる朝を迎える歌

揺れ動く瞬間が、ガラスに反射し、映し出される身体は、たぶん互換されずに、有するだけの形へと落ち込み、問いかけを持たずに、持ち上げられるたびに、バランスを崩し、見事にバラバラになる身体を俯瞰から傍観するような秩序と逸脱の最中にもたげる瞬間が…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 なににも従わずに、なにごとにも屈さずに、くたびれたままでも、ひたすら突き進む限りに、翳らぬ思いが、照らされ、査定されずに、自ら突き上げる思いが、成長を続ける、まる