昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

愛した記憶

言葉は過去を持たず、形に生い茂る先々に不動な思いが価値観を啓蒙しては、散漫な意識に降り注ぐ冷たい意味に破壊される経験を用いるだけの精神論的な拘束から、根底は、飢渇するだけの道理に数理と推移を用い、憧憬に果てる理論的な退廃から、胎盤から与え…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ハンマー降る夜。因果律に迫る銀河の終焉に羽ばたく横溢する鳥たちのロジックを数え、加速するだけの宇宙から離れ、自らの手綱だけを握り、空間になびく誰かの価値から放たれ、自らの価値に帰り着く辺りに現れる創造性だけが、味…

たわむれる

苦しみにおののくな。 君は君が思うよりも、 若いのであるし、 考え感じるほどに、 重くもなるし、 鈍くもなる。 考えとは、 案外遠くになり、 そこに近づくほどに、 ほとんどは遠くなる。 絶望とは、 通り過ぎれば、 そこにあっただけで、 何事も無かったか…

疎外

自らの意思をくみ取り、 自らの意志によってのみ 生きるのべきなのだ、と。 誰もが言わないから 恐れるだけの気後れから、 生きる事とは、 哀れみを含み、 同情を謳うだけに、 動機を損ない、 そこに迷いが生じ、 身動きが取られずに、 慣例に従うだけに、 …

快楽

砕けていく形式と、不届きな思いが交差し、理論的な廃物をため込むだけに、ためらう思いは、透過せずに、陥落するだけにニヒリズムに陥り、問いかける思いも、応じる答えに占領され、憎しみをため込む以前に、ただ諦めるだけに至らせるような教育を施され、…

帰結

用いられるほとんどは 嘘で魯鈍なものであり、 重ねるほどに、 その汚らしさが持ち込む 意味に訝り、 意味の無い出来事に 簡素な理由を巻き込み、 こじれる間に 草臥れた雰囲気から、 有する過程に 後続するものが、 尊くもあり、 用いる否定すら、 不潔であ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 肯定的に受け取る意味から空疎な理由を吐き出すだけの機械的な動機が促す不満から、慢性的な偽善が迫り、犠牲心などを促すだけに、清貧な意思を損ない、そこかしこで生み出される悲劇をすなどり、つたない意味へと引き返すだけに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生まれ生きてるこの時代に姑息なものが詰まり、与えられた世界も、超巨大な隔離病棟か、あるいは、パノプティコンに満たないと、汚い意識で凄絶な時を崇めるだけの欲に絡め取られるだけのラベルを貼られた人間たるものから、腰掛…

感性の逃走

浮遊する意識が表現を携え、時代とフュージョンしていく。枯れ果てるジレンマは、時代的な猶予を取り入れ、荒涼たる次元に卑劣な間奏を与え、たゆたう思いがきらめき、あいまいなアドレスを乗り越え、伝えるべき肖像とたちまちにあふれる理念があふれ、ふれ…

君と意味の裏側

夜が無くなり、感覚になびく悠遠から、束縛されるだけに放たれる間に詰まる愛から、移行していく存在が、心音をたずさえ、空疎な由縁にからまる空洞化していく精神に詰める陰影から、印象は、統監されるだけの憂鬱に支配されるだけの空間的な余りに嬲られ、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 歓喜が促す一時的な快楽が貧するだけの価値に、一時的な悲しみが支配する裏切りと、幼稚なギミックに支配され、棄民として嬉々と迫る不安と対峙し、対比されることなく疎外されるよろこびへと浸透していく今に偽装されるだけの意…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 理性とは、規制されるだけに至り、退嬰的なものや、モノクロームな心情に危害を加えるだけの真実から、惰性なものがくみ取る意味などは、感覚を奪い、統制するだけに至らせ、同じものを、同じもののように見せつけ、倒錯させるだ…

シンクロ

密かに思うことが開花し、取り急ぐ必要も無く、ただ連なる意識は、空間や俯瞰に花を咲かせ、悪趣味なものや、閉鎖的な物事に彩りを与え、刹那に輝く質感や、悔悟をため込む浪費されるだけの心身に期待感を孕ませ、慢性的な痛みや、かじかむ思いが、孤独に苛…

奥底

去りゆく愛を追いかけて、 こんな山奥へと 来てしまったのかと あえぐ先々で 心象は溶け合い 咎め合う雰囲気に かじかむ記憶や 自覚するほどに 増す痛みなどに 刺激的な対比を繰り返し ただ偏るだけの価値に陥る。

ネガティヴな低音が反復し、短絡的なオプティミズムを打ち負かし、あらゆるものを、創造的に昇華させる。用いられ対立する力は、互いの均衡を打ち破り、互いを乗り越えようと、自らの力を誇示する。同一化を求め、浅薄な意思でもって、価値転換を謀るみすぼ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 内面的なものに響くものが幸せすらも飛び越え、得たものを倒錯させ、削除されるだけの疑念や、機関的なものが打ち出す支配のコードや、偽善的なものを運び出すだけの正義のコードや、索然と問い、流されるだけの傀儡的な感慨から…

純粋なもの

心情に重なる軋轢が、 物事を腐らせる間に、 迫る現用に隠される半径から、 揺動されるだけの真実に、 同行していく意味から、 均等な位置すら 不潔に感じ、 感応していくものも、 物々しいものに虐げられ、 ナンバリングされ、 従順な家畜として、 価値観を…

のたうち回る衝動性

刹那になびく永遠は、正義を持たず、ただたじろぎもたつく永遠に永遠自体が疎外されながら、長らくに住まう感情に疎外されながら、壮大な理論や、アニマを葬り、完全性を歌う限りに滾る言葉も、永遠を忍ばせながら、ほころぶ瞬間に従事し、何事をも遂げる後…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 敏感な間にねじ込まれる愛が離間に簡易なものを羽ばたかせ、惰性なものを枷に変え、簡単な至福へと複製されるだけの真実に、本当の愛などは無くなり、ないがしろにする瞬間に利用するだけの愛は、価値をたずさえるだけで、本質か…

本質

増長する思いは、真理すらも超越し、高鳴る鼓動が、孤独すらも遮り、毒される瞬間に用いられる理念を飛び越え、帯びる倒錯から、応じる答えにさかのぼるだけの軌跡に段階を与える以前に、修羅を歩き、徘徊する破壊的な理論から、仮説を突きぬけ、生命的な名…

現れ

応じることに 答えすら必要なく、 ただゆらぐ区画に あらわれる領土すら 不必要である、と 宣言する間に、 愛した記憶や、 枯渇する合間に 埋め込む理由や、 ただ発散するために ためらわずに 使われる理由などに 与するものも必要なく、 ただ淡々と迫る現実…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ステレオタイプな者どもが生み出す卑賤な価値の中まで浸透する意味に悲惨なものばかりが加速し、物語を凍り付かせ、巧緻な者だけが惰性なものを見出し、意味を引き取る間に貧寒な事実が迫り、悲嘆に暮れるだけに至る兌換から、加…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 計算される前にさかのぼる過去の固形物を飲み干し、反故にするだけに至る真実などに、本質などは無く、ただなぞる悲劇から、悲惨な物事などは、今に膠着を生み出し、憂鬱に支配されるだろうし、そこでの支配を受け入れるよりも、…

つたなく空疎なもの

幸せも不幸せも両成敗さ、と諭す原理から、乖離していくシーンが断続し、存在の襞に吸い込まれる過去から、ここへのドアをくぐり抜け、枯渇する原因から、妨げる理由へと取り急ぐ意味から、価値的なものへの修繕に取り組み、取り違える意味や、発散される先…

自らの世界

正義も死んで廃れた夜。因果律に引きつられたカスタムされた満月に照らされては、退廃的な由縁にこじれる意図や、機会を待ち、孤独に敷衍していく実情に駆け出す情念も、様々な思惑に囚われ、印象にとろけ、快楽を貸与し、散漫な意識に、儀式的な印象が備わ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 憤懣をため込み、体系的にそぐう相互から、想念に長けるエナジーの演奏や、風葉なびく刹那の美麗さから、詩的なものを生み出し、問題に兌換されるだけの価値観の家畜として、家庭的な悽愴さや、成層圏まで伸びる意識的な聡明さに…

抱擁

抱擁を繰り返す、 重なる跡が あいまいな感情を消し去り、 形式すらも飛び越え、 純粋な愛へと帰結し、 確かなものだけに 折り重なる物事に 確かめる必要すら無いのだ、と 歌い出す鳥の自由さに 希望を見出す。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 物事を和らげようと引っ込む思いを引き上げ、悲観するだけに悲惨なものを生み出す心情こそが、いちばんの敵なのだと、間違いを改めるほどに、温められた思いが、陰惨なものを生み出し、寛容に物事を受け入れられずに、引火する今…

超肯定的な存在

時間に置いていかれる意識が、戦列から離れ、自ら結ぶ意志へと踪跡も残さずに、整然とした意識に乖離していく意味合いが、システムから放たれ、配備される間に生まれる空間に自由を謳う以前に、この場で備わる意識だけと対立し、孤独に羽化する感情が、その…

いたわる愛

沈み込むしじまに折れ曲がる夕べが快楽をたずさえ、物事の段階をのぼり、回収される真理にもとづくセオリーを毒づきながら、戦列を離れ、なあなあな意味から放たれ、あなぐらに隠れ、明けない夜は無いのだ、と日めくり迫る憂鬱の心音や、現存に果てる至福の…